連絡先・活動紹介

1月 2nd, 2011

【仙台夜まわりグループ連絡先】

事務所住所:983-0044 仙台市宮城野区宮千代2-10-12
事務所電話*1: :022-783-3123
リユース部門*2 090-1376-7419

電子メール:yomawari@medialogo.com

*1: 留守番電話の場合、用件を録音してくだされば、折り返し返信させていただきます。どうぞよろしくお願いします。

*2: 当事者のための雇用創出事業です。什器・備品の販売、部屋の片付け、清掃、草刈り等なんでもいたします。まずはお電話でお問い合わせください。

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【生活困窮者相談センター】

開設施設:HELP!みやぎー生活困窮者ほっとラインー
相談場所:みやぎNPOプラザ内(仙台市宮城野区榴岡5)
相談時間:10:00〜15:00(月曜定休)
電話予約:8:00〜21:30(年中無休)
受付電話:050(5539)6789(IP電話)

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【特定非営利活動法人仙台夜まわりグループ紹介】

NPO法人仙台夜まわりグループのあゆみ
NPO法人仙台夜まわり支援活動内容

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特定非営利活動法人仙台夜まわりグループ
【活動開始:2000.1.13/法人認証:2004.1.13】

2000年1月に3人で夜まわりを最初に行ってから、はや13年の歳月が過ぎました。当初は、私たちの住む街で人知れず何の治療も施されずに路上死・孤独死をすることのないようにとの願いから始まった小さな働きでしたが、当事者の声に背中を押されるようにして活動の質量ともに広がって来ました。

初めての炊出しは、2000年7月でした。当事者の方々の「腹が減っていては、明日のことなど考えられない」という声に応え、勾当台公園で行いました。これまで131回、延べ約65,500食のカレーと約2,770升のご飯を炊いたことになります。その間、第二種社会福祉事業や、行政からの委託事業の契約主体になるべくNPO(特定非営利活動)法人格を登録申請し、法人化してから満7年を迎えております。

気がつけば、路上生活者の自律を促す為の活動は、多岐にわたる事業という形となっていました。当初からの私たち法人の事業理念は、「支援のための支援」でも「自己拡大」のためにでもなく、一度失敗しても路上に至らなくて済む「セーフティーネット」の手厚い社会の構築にあります。そのために、これまで行政各部署との懇談や交渉も定期的かつ継続的に行って来ましたし、これからもそのような社会が一日も早く訪れるよう、あらゆる手だてを講じ、活動してゆく所存です。

しかし、残念ながら、一向に上向く気配のない景気の低迷の中、一昨年からの派遣切り・雇用止めが今なお継続しており、特に一番弱い立場の派遣労働者・パート・アルバイトの方々が職を失い、途方に暮れ、万策尽きて路上生活に至ってしまう現実があります。また、厚労省で実施しているホームレスの実数調査の範囲に含まれていない車上生活者、ネット難民と言われる方々の潜在的な数も増加傾向にあります。それらの方々が、路上に陥る前に次の職場を探せるような家賃支援や雇用対策等の施策を講ずべき国をはじめとする行政も、十分な働きをしているとは言えません。 憲法25条で保証されている「健康で文化的な最低限度の生活」を国が義務を履行すべく、また、路上生活を強いられている彼ら、彼女らが、主体的に選び取り、自分らしい生活を取り戻すべく、当事者に寄り添いながらさらなる支援活動を行って参りたいと願っています。

以下に、現在の活動内容の詳細をご紹介いたします

【夜まわり】

★定例夜まわり:食事会(毎月第一土曜)と炊出し(毎月第四土曜)の週の水曜日夜に実施。当事者の状況把握と関係づくりをする上で当法人の根幹の活動である。午後8時に仙台駅西口集合。みそ汁、ゆで卵、果物(主にバナナ)、おにぎり、米、ガスボンベ、ホッカイロ、蚊取り線香、毛布、寝袋等支援物資を携えて車に乗り合わせ、分散して路上生活者が起居している現場を巡り、安否を尋ねる。重篤な疾病罹患者、体調不良者への緊急対応も行っている。

★昼まわり:郊外に散住する路上生活、郊外の定住型路上生活者の起居場所に、支援物資を持参し訪ね、安否を問う。実施日時は夜まわりと同じ。

★深夜まわり:必要に応じて、深夜にしか出会えない当事者の安否確認と、支援活動の紹介、支援物物資の提供をします。実施日時は随時。

★緊急出動:昼夜を問わず、行政や市民、あるいは当事者たちからの通報・要請によって緊急出動を行う。緊急の度合いによって、応急手当をしたり、病院搬送、救急車を依頼。路上生活者等、生活拠点のない当事者を病院は入院させない傾向があるため、治療・退院後、仙台夜まわりグループの施設で居宅保護あるいは居宅保護をする場合もある。

【炊き出し】

毎月第四土曜日正午~13時に青葉区五橋の五橋公園にて実施。2009年度は当事者延べ1,115人参加。ボランティア一回平均約30名参加。カレーライス:ご飯15升 カレールー400食分、日用品を提供。

〈配布品一例〉 米、おにぎり、パン、タオル、石けん、歯ブラシ、ひげそり、シャンプー、洗剤、ボディソープ、コンロ用ボンベ、ホッカイロ、キズテープ、靴下、下着、靴、サンダル、長靴、衣類(古着)、ラーメン、カップラーメン、缶詰、食品、飴等のお菓子、大きめの旅行鞄、手提げ紙袋、毛布、寝袋、タオルケット、テント、シート、傘、蚊取り線香、ねずみ退治、ローソク、台所用品、バスカード、地下鉄カード、テレフォンカード、医薬品(傷薬等)、その他。

ボランティアに参加している学校関係者: 仙台女子商業高校、東北福祉大学、尚絅女学院高校、尚絅学院大学、東北大学、宮城三桜高校、東北学院高校、白百合学院高校、聖ドミニコ学院高校、仙台大原簿記学校、仙台西高校、東北生活文化大学高校、ALT(Assistant Language Teacher)の皆さん…順不同。

その他のボランティア参加:社会福祉協議会、宮城民医連、東北ろうきんNPOパートナーシップ、仙台市シニアボランティアセンター、「杜の伝言板 ゆるる」バスツアー、「反貧困ネット」等…順不同。

【食事会とセミナー】

毎月第一土曜日正午から(施設予約の関係で金曜午後6時からに変更する場合があるので注意が必要です)、仙台市福祉プラザにて豚汁定食の提供と支援物資配布(配布内容は炊出しと同じ)。清掃作業登録会や個人相談の実施。セミナーとして、行政による施策紹介やNPO法人支援活動の紹介、結核検診の案内、憲法25条における権利解説、労働者の権利解説、法律の専門家・医師による債務解決・医療相談の開催。

【有償清掃ボランティア】

毎週第二、第三、第四土曜日の早朝、仙台市内各所の清掃作業を実施。仙台市による一部助成事業。毎回50名以上の参加希望がある一方、34人分の助成であるため、仙台夜まわりグループの負担額が増加している。

【衛生改善事業】

毎種月曜日に旧仙台市自立支援センター清流ホーム建物にてシャワーと洗濯・乾燥機を使用する機会、軽食、お茶、テレビ鑑賞等で過ごす時間と場所を提供する。仙台市からの委託事業。

【ゆっくり過ごす会】

毎週木曜日みやぎNPOプラザにて軽食とお茶の提供、散髪サービス、映画上映でゆっくり過ごしてもらう。

【越冬支援活動(11月〜3月】

毎年11月から翌3月までを「越冬支援」と位置づけ、極寒のなか凍死者・餓死者を出さぬよう、支援活動回数を増やしたり、緊急事態に即応できるよう態勢を整えます。

【リユース事業】

雇用の創出を目的に、当法人で古物商の免許を取り、2004年8月からリユースショップを開店。行政と協力し、自律者(アパート等入居者)への生活用品の提供を柱とする事業。「『誰も損をしない』仕組みの仕事づくり」を旨とする。入居用品をそろえた自律者がリピーターとして何度もショップを利用している。周辺に住む方々、通りがかりのお客さんが品物を買い求めることも多い。毎月行われるリユース作業日には、10人~18人程度の元路上生活者の自律者、自律途上者が参加している。その他、納品や集荷等、それぞれの特技を生かして当事者、自律者、自律途上の方にアルバイトを提供している。

【リサイクルショップ 夜まわり】

仙台市ホームレス就労支援助成金を得、雇用創出の目的で開始した。助成は2007年度で終了するも、その後、店でのリユース品販売のみならず「なんでもや」として草刈りや片付けなど仕事内容が広がってきている。行政からの依頼で、部屋片付け等の仕事も増加し、雇用の創出という意味でも今後が期待される。

【ビッグイシュー販売支援】

路上生活者のみが販売できる雑誌「ビッグイシュー」の販売員の支援。月一度のベンダー会議およびソサイエティ会議に参加、及びビッグイシュー卸の支援を続ける。

【対外協力等】

★仙台市社会課と月例の懇談会を行い、支援施策の討議や提言をしている。

★仙台市内のホームレス支援5団体の連絡組織「仙台協友会」に参加。国からの実数調査委託、市が実施する結核検診への協力等を行っている。

★「ありとも」(居宅支援をしているNPO)、「生活支援 おんなたちの会」(女性の立場からホームレス支援を考えるNPO)、「七転び八起きの会」(元当事者による支援活動を行うNPO) と「仙台野宿者支援連合」を組織し、情報交換や協働を行っている。

理事長より皆様へのごあいさつ

仙台夜まわりグループが2000年1月13日に夜まわりを始めてから12回目の冬を迎え、満11年になろうとしています。仙台では、官民の施設が次から次へと路上の人たちを受け入れているにもかかわらず、路上生活者の数は減るどころか増え続けています。

年度末で雇い止めにあった非正規雇用労働者たちの蓄えが尽き、家賃滞納が嵩み、居所を追い立てられた人たちが、夏以来、次々に路上にあふれてきています。民主党政権が補正予算を組み、雇用対策をうっているということですが、新たに路上に出てくる人たちの勢いが弱まる気配は全くありません。

今年も仙台夜まわりグループによる越冬支援活動が始まりました。新年には有志のみなさんのご提案で、元旦の餅つき大会も予定されています。官公庁の施設が閉鎖になり昼間いる場所がなくなったり、弁当の仕入れが少なくなって期限切れ弁当が入手困難になるなど、年末年始の路上では文字通り、生き残りをかけたサヴァイヴァル戦が繰り広げられます。

クリスマスやお正月になったからといって、私たちが食べたり飲んだりするのを休んだりしないように、年末年始も路上生活者支援に休みはありません。凍死や餓死、孤独死など、一人も路上から死者を出すことがないよう、連帯と協力を引き続きお願い申し上げます。

2010年12月

仙台夜まわりグループ 理事長 今井誠二