宮城県南部被災者安否確認
4月 8th, 2011
昨夜の震度6強(仙台市宮城野区)の余震に伴う津波情報を受け、3.11の巨大津波で防潮林や防潮堤を失った宮城県南部沿岸地方の人々の安否確認をするためにでかけました。
幸い昨夜の津波被害は無かったそうです。赤紙(居住不可能)や青紙(修理後居住可能)を張られた住居で、後片付けをしている人や、住宅街に取り残されたままになっている漁船の撤去作業をしている人、避難所に避難している人たちから様子を聞き、それぞれの必要に応じて、軍手や石けん、飲み物、保存食、みそ醤油などを手渡してきました。また、午後から日本バプテスト連盟の有志の皆さんが支援物資を車で届けてくださいました。ありがとうございます。
2011.4.7 地震発生/震度6
4月 8th, 2011
2011年4月7日午後11時32分に強い余震がありました。仙台夜まわりグループの事務所がある仙台市宮城野区の震度は6強。発生直後、駆けつけた事務所内は棚の食器が壊れ、家具が倒壊し、物が散乱していました。しばらく停電状態が続きました。原町等各所でガス漏れや火災が発生し、先の震災によってダメージを受けた家屋の完全崩壊が酷いです。沿岸部の人々の安否が心配されます。
3月11日の東日本大震災直後から様々なところで、「復興」という言葉が独り歩きしています。今、本当に大切なのは、繰り返し続く地震の恐怖に呻吟する人々の傍らで、自身が当事者として、狼狽え、たたずみ、一緒に途方に暮れることです。
現在進行形で起こっている地震の悲惨な現実から逃げずにその全貌を直視し、咀嚼した後にしか、当事者主体の復興の思いは生まれ得ません。
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