2011.7.14 ゆっくり過ごす会

7月 14th, 2011


木曜日定例のゆっくり過ごす会に多くの当事者が参加し、軽食と手づくり漬け物、大画面での映画鑑賞でひとときを過ごしました。

初参加者が数名おり、今後の相談にあたり、仙台市路上生活者等自立支援センターの紹介をしました。職を求めて来仙し、震災に伴う仕事に就いたものの、あまりに劣悪な職場環境に危惧を抱き、逃げ出して来た人もいました。

復興や雇用創出という名のもとに、一番弱くされている者たちにしわ寄せが来ています。憂うべき事態です。

2011.7.12 路上生活者食糧支援

7月 12th, 2011

朝9時から五橋公園で路上生活者への食糧支援を行い、30名を超える当事者が30度をこえる炎天下の中、集まりました。

路上生活のまま瓦礫撤去の仕事に就いていた方が久しぶりに顔をみせました。給料が月末のために日々の食事に困っているそうです。仕事に専念するためにも一日も早く屋根のある生活に戻って環境を整えないと体を壊しそうで心配です、困ったことがあったら、いつでも相談をしてくださいと励ましました。

震災に伴い、単発・短期間の仕事が当事者に舞い込むようになっています。これらの仕事が、長期展望に立った本当の意味での自律につながるのか、検証が必要です。

2011.7.11 衛生改善事業

7月 11th, 2011

30度を越える猛暑の中、洗濯物を持って30名近い路上生活者が仙台市郊外の施設に集まって来ました。

参加者はカップラーメンやわかめサラダを食べ、シャワーを浴び、洗濯や乾燥が終わるまで、本を読んだり、ポテトチップやチョコレートなどをつまみながら、待ち時間を過ごしました。

清掃ヴォランティア

7月 9th, 2011


早朝の有償清掃ヴォランティア作業に多くの当事者が参加し、汗だくで街中のごみを拾い集めました。

たとえ屋根がなくても、彼ら彼女らは仙台市民として人知れず町の美化に貢献しています。

毎年、仙台七夕の時期に荷物の排除が厳しくなります。なるべく目立たない場所に置いてある私物さえ撤去の対象となるため、当事者からの要望に応え、今年もその期間、仙台夜まわりグループで荷物を預かることにいたしました。

2011.7.7 ゆっくり過ごす会

7月 7th, 2011

ゆっくり過ごす会に多くの当事者が集まり、軽食と娯楽で午前中のひとときを過ごしました。

毎週木曜のこの活動は、これからの歩みを長期展望で一緒に考え、必要に応じて伴走していく、出会いの場でもあります。

今日も新たな参加者がおり、相談を依頼され仙台市の路上生活者等自立センター「清流ホーム」入所等の提案をしました。

梅雨に入り、お腹の調子を崩す方々がいて胃腸薬を求める声が多くあります。食べ物や体調管理に留意するようアドバイスをしました。

宮城県北部沿岸物資支援

7月 6th, 2011


牡鹿半島の先端部の漁村の避難ブロックに生鮮食料品をはじめとする生活必需品を届けました。仮設住宅の土地造成や建設工事が少しずつ進んで来ており、既に60戸が設備工事に入っています。ここでは、全戸が揃うのを待って避難者360名全員で引っ越しをすることになっているそうです。

ショッピングモールも仮設店舗開店を始めているため、石巻中心部まで車で買い出しに出かけることができれば良いのですが、津波被害で多くの自動車が失われたために、まだまだ毎日の生活物資も十分に行き届いているとは言えません。

被災した車や船や瓦礫の撤去も進んで来ていますが、肝心の漁港や漁船の復旧はほとんどなされていません。

以前は災害本部に用いられていたコンビニの営業が再開し、作業員やヴォランティアにトイレを開放しているため、トイレットペーパーの消費量が極端に多いという情報を得て、業務用の大きな段ボール2箱分を置いてきました。

2011.7.5 路上生活者食糧支援

7月 5th, 2011

朝9時に五橋公園にて路上生活者への食糧支援を行いました。雨が降っていたにもかかわらず、25名の当事者が集まりました。

関東から何も持たずに仙台に仕事を探しにきたという若い当事者の相談に乗り、路上生活者支援情報を伝えて励ましました。

2011.7.4 衛生改善事業

7月 4th, 2011

仙台市から委託されている衛生改善事業を行いました。初めての参加者も含め、30名の当事者が集まり、シャワーを浴び、衣類の洗濯・乾燥を行い、シチューとご飯を食べながら順番を待ちました。

2011.7.2 セミナー食事会

7月 2nd, 2011


定例のセミナー・食事会が仙台市福祉プラザで開催され、30名を超える当事者が集まりました。

震災後の特需で現場作業員などの求人があり、ハローワークを通さずに仕事を引き受けて、給料不払時や労災時には全く相手にされないなど、違法な派遣労働の被害が次々に起きていること、宮城県の最低賃金は時給674円であり、どのような仕事であってもそれを下回ってはならないことなどを説明しました。

食事会後に、実際に県内の違法派遣業者で3ヶ月ただ働きさせられ、逃げ出して公園に起居している青年の相談に乗りました。

2011.6.30 ゆっくり過ごす会

7月 1st, 2011

ゆっくり過ごす会を行い、多くの当事者が参加しました。参加者は軽食と娯楽でひとときを過ごし、希望者は散髪のサーヴィスを受けました。全て無料です。

仮設等の臨時の仕事で普段参加する方々が顔を見せない一方で、震災の直接・間接的な要因で路上に出ざるを得ない新しい方々の参加が引きも切らない状態です。

丁寧に一人一人の聞き取りをし、これからの展望についての選択肢を提案しました。