2011.8.31 定例夜まわり

8月 31st, 2011


第一土曜日に行われるセミナー・食事会の前の定例夜まわりが行われました。復旧・復興作業に借り出されている当事者たちに会うことはできませんでしたが、50名を越える当事者たちと出会いました。

当地では復旧・復興作業の為に働き手が集められています。連休明けあたりから全国から人が集まり始めていますが、スキルを持たない、精神的・肉体的にハンディキャップを背負っている人々が、耐えきれなくなって逃げてくるケースが頻発しています。

今回は大阪からヴォランティアに来て下さった方がおられました。ありがとうございました。

2011.8.30 路上生活者食糧支援

8月 30th, 2011

本日9時に五橋公園にて当事者への食糧支援をおこないました。30名を超える多くの当事者が参加しました。

今回は、震災関係の仕事があると言われて大阪から来たものの仕事がなくなり、仙台で路上生活をおくるようになった若い当事者と出会いました。

こうした路上に出て間もない路上生活者は、食べることにも困窮し、相談する相手も場もありません。

震災後に緊急支援として始めた火曜日の食糧支援は、来週からみやぎNPOプラザ(榴岡)に場所を移します。今後は、食糧を提供して終わるのではなく、落ち着いて当事者が話をすることが出来、一緒に今後のことに思いをめぐらす場として、9時30分から11時30分までと時間を拡大して行います。

2011.8.29 衛生改善事業

8月 29th, 2011


強い日差しの中、月曜定例の衛生改善事業を行いました。参加当事者は、シャワーと洗濯・乾燥で身の回りをきれいにし、待ち時間にわかめご飯とサラダ、みそ汁でひといきつきました。

今日も新たに路上に陥ってしまった方々が複数名おり、何ももっていない方に下着や靴下等衣類と洗面用具等を提供しました。そのうちのひとりは、石巻で被災し、家も仕事も失って仙台で路上生活をしているとこのことでした。行政等の諸施策を提案し、今後の伴走を約束しました。

五橋公園炊き出し

8月 27th, 2011


早朝に40名を超える当事者とともに有償清掃ヴォランティア作業を行いました。参加者の中には、震災に伴う単発の日雇い仕事をしている人たちもいますが、そのような不安定雇用では本当の意味での自律につながらないことを痛感します。

正午からは定例の炊き出しが行われ、ヴォランティアを含め約90名が五橋公園に集まりました。

津波で家を流されてしまった人、瓦礫撤去の仕事をしていて道具代や宿代と称して多額の借金を作らされ、いつまでたっても給与を手にすることができずに逃げ出してきた人など、初めて炊き出しにやって来た人たちの聞き取りを個別に行い、仙台市内の支援状況について説明しました。

定例 ゆっくり過ごす会

8月 25th, 2011


毎週木曜に実施しているゆっくり過ごす会に、今日も多くの当事者が参加しました。

軽食とコーヒー、新聞、雑誌、大画面での映画でひとときを過ごしました。

この活動は、出会いを繰り返しながら、それぞれの自律に向けての諸施策の提案や伴走の機会として機能しています。

定例夜まわり

8月 24th, 2011


定例の夜まわりを行い、50名を越える当事者と出会いました。今回も複数名の新顔に出会い、仙台夜まわりグループの支援活動スケジュールを手渡しました。

定例 路上生活者食糧支援

8月 23rd, 2011


路上生活を余儀なくされている方々に軽食とクッキーを配布しました。小雨の中、糧を求めて多くの当事者が集まりました。

腰痛を訴える方、大事な生活用品が入った荷物を取られてしまった方の相談にのり、支援を約束しました。

毎週火曜の食料配布活動はこれまで公園の一画で行って来ましたが、9月からみやぎNPOプラザで、相談会を兼ねて開催することにしています。

2011.8.22 衛生改善事業

8月 22nd, 2011


冷たい雨の中、衛生改善事業を行いました。集まった当事者は、それぞれにシャワーを浴び、洗濯・乾燥で身の周りをきれいにし、待ち時間に、わかめご飯と温かいきしめんで一息つきました。

この活動は、仙台市の委託事業として実施しています。

午後からハローワークを経由した当事者からの電話相談や居宅確保の相談があり、聞き取りや受け入れ準備等に奔走しました。

福島県北部沿岸被災地訪問

8月 22nd, 2011



日曜午後の時間を利用して、亘理町から相馬市松川浦まで海岸沿いに被災地を廻りました。以前お話を聞かせていただいたお宅周辺の瓦礫処理の進み具合や、全壊家屋の撤去状況などを確かめることができました。

38号線は宮城県との県境付近が未だに寸断されてはいるものの、松川浦港も道路脇に乗り上げていた漁船等が撤去され、ところどころ旅館が再開しており、復興に向けての地元の意気込みを感じました。

他方、水没したままのバスや家屋が手つかずに放置されているところがまだあり、ほぼ完了している他の地域と比べ、撤去作業が遅れている印象を受けました。

2011.8.20 有償清掃ヴォランティア

8月 20th, 2011

朝7時より、当事者による有償の清掃ヴォランティア作業がおこなわれました。市内中心部を清掃して回り、大量のゴミが集まりました。

この事業は仙台市から一部助成を受けて行っていますが、毎回、定員を超える当事者が集まっています。今回も路上に出て間もない当事者が沢山参加しました。

この活動は、当事者にとっては、仕事をする喜びを感じ、今日を生きるための糧を得るための欠くべからざる機会です。

とりわけ、路上に出たばかりの人たちにとっては、現金収入を得ることができる数少ない貴重な機会になっています。