路上生活者の荷物保管

8月 4th, 2011


明日からの仙台七夕祭り開催にともない、市内中心部で寝泊まりしている当事者から荷物を預かってほしいという切なる要望を受けて、七夕祭り終了時まで一時的に当事者の荷物を仙台夜まわりグループの事務所で保管することにしました。

仙台の路上で過ごす人たちは、毎年この時期は荷物の保管場所の心配を抱えて過ごすようになっています。当事者にとっては唯一残った最後の大事な荷物を、邪魔だからといって単に排除するだけではなく、行政が荷物を一時的に保管できる場所を提供するような仕組みを作り上げて行く必要があります。

宮城県北部沿岸部物資支援

8月 4th, 2011


宮城県北部沿岸部で仮設住宅が完成するのを待っている人たちのところに生鮮食料品などを届けました。既に20戸が入居し、全部完成するにはまだ一ヶ月ほどかかるそうです。

全国のみなさんが寄せて下さる支援物資のおかげで、生活必需品は整ってきましたが、生鮮食料品はまだ手に入りにくい状況です。

定例 ゆっくり過ごす会

8月 4th, 2011


蒸し暑さの中、ゆっくり過ごす会を行い、多くの当事者が参加しました。

参加者たちは、軽食と野菜の漬け物を食べ、映画鑑賞、新聞・雑誌等でひとときを過ごしました。

震災関連の仕事で顔を見せない当事者がいる一方、今日も4名の新しい参加者があり、仙台市自立支援センターの紹介等、今後の相談にのりました。

2011.8.3 定例夜まわり

8月 4th, 2011


「復旧・復興」という名の下に、人夫出しが当地では当たり前の様にして跋扈しています。手配師のみならず、自称支援NPOまでが乗り遅れまいとして、飯場に人を送っています。まさにパイの収奪戦が日々繰り広げられています。

今回の夜まわりでも、隙あらば働く意志のある人を現場に送ろうとする手配師の暗躍と、復旧・復興の名の下に、なんでもありの違法派遣の現場の過酷さに堪え兼ね、路上に出てこざるを得なかった人たちが使い捨てにされている現実に直面しました。

3.11の震災以来、自分たちの非力さを感じざるをえない、路上生活者にとっては過酷な現実が続いています。

2011.8.3 仙台市内被災地物資支援

8月 4th, 2011


マスコミでは報道されることがほとんどなくなりましたが、仙台市内には、南光台、岩切、緑が丘等々、沿岸地域以外にも、慣れ親しんだ土地に住み続けることが出来ず、未だに復興はおろか、将来像を描くことが出来ない人たちが沢山います。本日は、そこで遺された建物でやり直しをしようとしている被災者を安問し、生活物資を届けました。