2011.10.6 定例 ゆっくり過ごす会

10月 7th, 2011


ゆっくり過ごす会に多くの当事者が参加し、カレーとコーヒー、新聞・雑誌、映画鑑賞でひとときを過ごしました。

朝晩の冷え込みが厳しくなり、寝袋や厚手の上着を求める声や体調不良を訴える方が多くなってきています。

何でも相談してくれるように、また、孤立しないように声をかけ、複数名の初参加者に仙台市路上生活者等自立支援センターへの入所を提案しました。

定例 食糧支援・相談会

10月 4th, 2011

朝9時よりみやぎNPOプラザにて食糧支援・相談会を行いました。30名を超える当事者が集まり、ラーメンと軽食で空腹を満たしました。

震災の影響で仙台で路上生活を余儀なくされてしまった当事者の参加が後を絶ちません。仙台は徐々に朝晩が冷え込んできており、寝袋がほしいという相談が数件ありました。風邪に注意するように一人一人に声をかけました。

定例 衛生改善事業

10月 3rd, 2011

10月に入り、時折冷たい風の吹く中、衛生改善事業に多くの当事者が参加しました。

参加者はシャワーと洗濯・乾燥で身の回りを清潔にし、待ち時間に具沢山のスパゲッティとラスク、果物、アイスコーヒーでひとときを過ごしました。

震災の影響で路上に陥ってしまった初参加者の聞きとリをしました。津波被害に遭い、生活が成り立たなくなり、やむなく気仙沼から仙台にやって来たということでした。今後の生活のアドヴァイスをし、糖尿病のため視力が著しく低下していることがわかったため、急遽仙台市の巡回相談員につなぎ、仙台市自立支援センターへの入居手続きについて説明を受けました。

この衛生改善事業は仙台市からの委託事業として実施していますが、当事者が次のステップを踏み出すための出会いの機会と提案の場として、ホームレス支援において不可欠な行政との協働の場になっています。

今後も被災の直接・間接の要因によって路上に出ざるを得なくなる方々が更に増加することが予測されます。路上に出た方々が、適切な支援を受け自律への歩みを踏み出せるよう施策の内容を吟味し、行政各機関との話し合いを重ね、協働態勢を深めていく所存です。

2011.9.30 食事会・セミナー

10月 1st, 2011



公共施設の予約の関係で、10月第一週土曜日正午からの定例食事会・セミナーを前倒しにし、金曜夜に行いました。今回も初参加者が複数名おり、聞き取りと自律に向けての提案をしました。

自立支援セミナーでは、人工請負業者の宿舎から路上に出ざるを得ない人たちが増えていること、途中で辞めてしまっても働いた分の賃金は払ってもらえる権利があること、必要な場合には支援団体が同行することなどについて話しをしました。

参加者たちは、毎月第二、第三、第四土曜に行われる有償清掃ボランティア作業の登録をした後、ドライカレーと漬け物、スープを食べ、食事会後の生活用品配布で必要な物資を受け取り、それぞれが起居している場所に帰っていきました。

今日の活動に、南三陸で復興活動をしている大阪の支援者がヴォランティアとして初参加され、今後の協力関係を約束しました。有難うございました。