2012.1.20 越冬 食糧支援

1月 20th, 2012

極寒の中、五橋公園で食糧支援を行い、多くの当事者が集まりました。

寒さのため身をちぢこませる参加者の一人一人に声をかけ、安否確認をしながら、食糧とカイロを手渡しました。何とか今日一日の糧を得、いのちが守られるよう祈りつつ、帰路につく参加者を見送りました。

明日から強い寒波が到来する予報となっています。緊急対応等、危急の事態に対応すべく態勢を整えています。

2012.1.19 定例ゆっくり過ごす会

1月 19th, 2012


ゆっくり過ごす会に多くの当事者が集まりました。参加者は、手づくりの総菜をはじめとする軽食で空腹を満たし、新聞・雑誌・漫画、映画鑑賞でひとときを過ごしました。

九州から仕事で仙台にやって来たものの、雇用期間が過ぎ、やむなく路上で凌いでいるという初参加者があり、今後の相談にのりました。

今週末から寒波が到来する予報です。体調管理に十分気をつけるよう励まし、お互いに安否を気遣うよう呼びかけました。

継続的ご支援をお願い申し上げます

1月 18th, 2012

仙台市の路上には、車上生活者を含め、依然として多くの野宿者たちがいます。見かけの数は余り変わっていないように見えますが、官民の支援施設で自律したいと希望している人たちを引き受け入れているにもかかわらず、新しい人々が次々に路上生活を始めています。

復興事業が始まったおかげで、東北では景気が上向きになったと言われていますが、それは復興特需を享受している建築業、設備業、流通業周辺の話です。12万を越える失業者、とりわけ津波の直接的被害を受けて職を失った人たちは、未だに安定した就職先を見つけられずにいます。

業者が東北に集まり、飯場を次々と作り、人工(にんく)を募っているおかげで、路上生活者たちの一部が短期的な不安定就労ながらも仕事を得て、ネットカフェや飯場で過ごすことができるようになりました。

他方、それまでなんとか持ちこたえていた失業者たちが居所を失い、路上に出て来ています。その日の食糧を自分で得る術を持たないニューカマーが急激に増加し、寒さと相まって、今年の仙台市の路上生活者の越冬状況は例年に無い過酷な状況にあります。

被災以来、週末の炊き出しのみならず、仙台夜まわりグループでは週日の食糧配布を開始しました。さらに越冬期間に入り、ほぼ毎日なんらかの仕方で食糧を提供していますが、被災後10ヶ月経過して、支援物資の備蓄も底をつきつつあります。

路上生活者のみならず、被災地の物資支援はまだまだ必要です。今後ともご声援とご支援をお願い申し上げます。

仙台夜まわりグループ 理事長 今井誠二

2012.1.17 定例 食糧支援・相談会

1月 17th, 2012

定例の食糧支援・相談会がおこなわれ、30名を超える当事者の参加がありました。本日も初めての参加者が数名おり、用意したラーメンで空腹を満たしました。

生まれ育った地元には仕事がなく、都会に出れば仕事が見つかると思い、仙台まで何の当てもないまま出てきて、路上生活を送り、数日間、何も食べていない人もいました。

支援活動を通じて出会った当事者の一人一人に声をかけ、一人ひとりの当事者がどんな支援を求めているのかを見極め、彼らに必要な情報と手立てを提案するように心がけています。

2011.1.16 定例 衛生改善事業

1月 16th, 2012

定例の衛生改善事業のシャワー提供が行われました。極寒の中、多くの当事者が集まり、シャワーで冷えた体を温めました。

当事者は順番を待つ間、スタッフで用意した、おでんと豚汁定食で空腹を満たしました。

2011.1.14 有償清掃ヴォランティア

1月 14th, 2012

早朝から有償清掃ヴォランティア作業が行われました。寒空の下、多くの当事者が集まり、市内中心部を清掃して回りました。少しでも寒さをしのいでもらうため、清掃前にカイロと軍手を配布しました。

参加者は、氷点下の寒さで凍えながらも力を振り絞りながら懸命にゴミを拾い集めました。清掃後は、用意したお茶で体を温め、それぞれの居場所に戻りました。

2012.1.13 緊急相談対応

1月 13th, 2012

福祉事務所からの要請で、生活困窮世帯の緊急相談に対応しました。年老いた母親と息子を抱える女性が、三人で過ごせる居宅への入居を希望しています。

仙台夜まわりグループは、今まで主に単身男性の居宅支援を行って来たため、家族で過ごせる居宅を、直ちに提案することができませんでしたが、今後も、ケースワーカーと連携して支援することを約束しました。

生活困窮の原因や実態が複雑化する中で、こうしたケースにも対応できるような、家族が一時的に居場所を確保できる施設が必要です。

2012.1.13 越冬 食糧支援

1月 13th, 2012

越冬支援の食糧配布を五橋公園で行いました。

仙台では昼間の気温が上がらず、極寒が連日続いており、最低気温も氷点下となっています。

この日も雪が舞う中、多くの当事者の参加があり、一人一人に食糧とカイロとマスクを手渡しながら、安否確認を行いました。

2012.1.12 ゆっくり過ごす会

1月 12th, 2012


定例のゆっくり過ごす会に多くの当事者が参加し、手づくりの温かいおかずを始め、軽食で空腹を満たし、新聞や映画鑑賞でひとときを過ごしました。希望者には散髪の無料サーヴィスも行いました。

新しい参加者が数名おり、関西から震災復興の職を求めて仙台に来たものの見つからず、手持ちのお金が尽きて路上を余儀なくされている当事者の要請を受け、居宅確保に奔走しました。

厳しい寒さが続いており、体調不良を訴える当事者がたくさんいます。状態が酷くならない前に病院で受診するよう呼びかけました。

2012.1.11 仙台市隣接地域巡回

1月 11th, 2012

仙台夜まわりグループでは、暫時、塩竈市、多賀城市、利府町での路上生活者の安否確認のための巡回を行っています。本日も3名の当事者を確認しました。

今後も、隣接市におけるヴォランティアメンバーの協力を得ながら、宮城県全域において、路上生活者がおかれている状況の把握に努めていきます。