2013.5.2 定例 ゆっくり過ごす会

5月 2nd, 2013

冷え込みの強い朝でしたが、定例のゆっくり過ごす会に多くの当事者が参加しました。

参加者は、スタッフ手づくりの、さつまいも炊き込みごはん定食を食べ、コーヒー・散髪の無料サーヴィス、映画鑑賞で束の間の一時を過ごしました。10名近い初参加者がおり、支援活動の案内と今後の諸提案をしました。

ここのところ、体調を崩していたり、障碍を抱えたりしている初参加者が続いています。身体がぼろぼろになるまで働き通した末に職と住まいを失い、路上生活に至るケースが少なからずあります。働きたくても働けないジレンマを切々と訴える彼らの様子に、全てを一括りにして、就労することだけが「自立」であるとする、現行の困窮者支援施策の矛盾を垣間みるようでした。

それぞれの居場所に戻って行く当事者に「週末の食事会で会おう」と呼びかけました。

2013.5.1 夜まわり

5月 2nd, 2013

今週土曜日に行われるセミナー・食事会の情宣を兼ねて夜まわりを行い、50名を超える路上生活者と出会い、おにぎり、バナナ、みそ汁を手渡しました。

血糖値が200を超え眼底出血を起こし、片足を引きずっている当事者の聞き取りを行い、今後の相談に乗りました。

寄る辺ない路上生活者が、荷物を置いている居場所に、国土交通省から荷物撤去の通告がなされています。個々の状況に応じた支援施策を講じないまま、有無を言わさず私物を処分しようとする国のあり方に怒りを禁じ得ません。