2013.5.23 定例 ゆっくり過ごす会

5月 23rd, 2013


木曜日定例のゆっくり過ごす会を行いました。

4名の初参加者を含め、通常の人数を遥かに超える当事者が集まりました。参加者は、手作りのおかゆで空腹を満たし、コーヒー、新聞、文庫本、映画鑑賞でひとときを過ごし、希望者には、散髪の無料サーヴィスを提供しました。

本日は、独立行政法人福祉医療機構からの見学を兼ねたヴォランティア参加があり、その後、しばらく震災後の仙台の路上の状況について懇談をしました。

福島第一原発の事故処理や周辺地域の除染作業に携わり、雇い止めの末に路上生活に陥ってしまった当事者たちの参加が続いています。聞き取りをする中で、驚くほど安い賃金で働かされている事実が明らかになってきました。ゼネコンを頂点とする多重派遣のヒエラルキーの末端で、低賃金で最も危険な作業をせざるを得ない当事者のいのちが呻吟しています。