2013.6.4 いのちを繋ぐ 心を繋ぐ

6月 4th, 2013

契約切れ寸前の携帯電話からの切なる支援要請に応え、食糧提供支援に出かけました。行政や関連NPO、支援団体をたらい回しにされた揚げ句、住居を失い、路上生活に陥り、途方に暮れ、底尽きになって、仙台夜まわりグループのホームページを見て連絡してきたそうです。

温かい食べ物を提供した後、行政や仙台夜まわりグループの諸支援策を、時間をかけて丁寧に伝え、自律への選択肢を提案し、今後の伴走を約束しました。

昨夜のメールのやり取りをご紹介します。

突然すみません。そちらで夜回りグループの活動を行っていると聞きメール致しました。お金も食べる物もありません…少しばかり食料提供して頂けませんか?

夜まわりグループの◯◯です。残念ながら、お金は提供できませんが、明日の朝なら、食品を提供することができます。今どちらにおられますか?

今は◯◯区の◯◯町を歩いています。私は◯◯◯◯と申します。ご迷惑おかけし申し訳ありません。

◯◯さん、電話は通じますか?明日の◯時に食品を手渡し、相談に乗れますが、待ち合わせ場所を、◯◯◯◯ということで良いですか?

お約束の時間に待ち合わせ場所に伺います。携帯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯番が私の携帯番号です。明日◯時に必ず伺います。◯◯◯◯に◯◯◯◯姿です。

◯◯◯◯のナンバープレート◯◯で行きます。何とか今晩一晩凌いで、明日待ち合わせ場所に来てください。道は絶対開けるから、希望を失わずに。それでは、また明日。

2013.6.1 セミナー・食事会

6月 1st, 2013




自律支援セミナーと食事会が仙台市福祉プラザで行われました。

セミナーでは、一人一人の名前が呼び上げられて先月に行われた結核検診の結果票が配布されました。

不幸にして罹患者であることが分かった場合でも、結核予防法に基づき、十分な栄養をとって長期的に投薬を続けるための療養環境も含めた支援がなされるので、要検査の結果が出たら、気兼ねせずに医師の指示に従がうよう勧めました。