2013.9.12 定例 支援者懇談会

9月 12th, 2013

仙台市健康福祉局担当部署との定例懇談会が行われ、路上の状況や支援施策の現状について検証しました。

仙台では、東日本大震災以降、復興関連の職を求めて県外から流入した若年層の路上生活者数が急増し続けています。

とりわけ、いわゆる「人工出し業者」が、数百人に及ぶ不安定居住下で暮らしている不安定就労労働者を抱え込んでいます。

「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」は2017年度までの時限立法です。

仙台夜まわりグループは、2018年以降の施策を模索している行政に対して、被災地仙台の特殊性を盛り込んだ、独自のホームレス支援実施計画の構築をするように、強く訴え続けています。

2013.9.12 定例 ゆっくり過ごす会

9月 12th, 2013

仙台では秋の気配が漂い始めていますが、みやぎNPOプラザの一室を借りてゆっくり過ごす会を開催し、多くの当事者が集いました。参加者は、スタッフ手づくりのひじきご飯等で空腹を見たし、コーヒー、新聞、映画鑑賞、無料散髪サーヴイス等で束の間の安息を過ごしました。

震災復興関連の仕事を求めて仙台にやって来て、職に就けなかったり、危険で劣悪な職場環境のゆえに逃げ出したりして、路上にこぼれ落ちてしまう当事者が次々に出て来ています。

2020年の東京オリンピック開催が決定し、国中が浮かれ気分にさせられています。

しかし、原発事故処理を始め、震災復興が遅々として進まぬ東北を置き去りにすることは許されません。あらゆる「特需」の陰に不安定雇用を強いられる数多くの無名の人たちの犠牲があることを忘れてはなりません。