2013.9.21 有償清掃ヴォランティア

9月 21st, 2013

当事者による有償清掃ヴォランティア作業が行われました。多くの当事者が参加し、市内中心部の公園を清掃しました。半年以上放置されていた、お花見のゴミや傘など多くのゴミが集まりました。

清掃後、当事者はお茶で一息ついて、それぞれの居場所に戻りました。

喘息発作

9月 21st, 2013

持病の喘息の発作で夜も眠れないとの当事者からの切なる相談を受け、取り急ぎ居宅確保の準備をすることになりました。

今日一日の居場所と糧を得ることに必死で、畢竟、自分の身体を慮ることが後回しになってしまう彼ら彼女らに、手遅れにならないよう健康管理の重要性を呼びかけています。

2013.9.20 居宅確保電話相談

9月 20th, 2013

雇用止めで解雇され住まいを失った当事者から、失業手当の手続きのために居宅を確保したいが不動産を回っても保証人が見つからず頓挫している、との相談がありました。

仙台市内では、保証協会以外に肉親等の保証人を立てなければ賃貸契約まで行き着かない状況が続いています。

保証人なしのアパート等の空室の情報がございましたら、ご協力・ご一報をよろしくお願いいたします。

2013.9.19 定例 ゆっくり過ごす会

9月 19th, 2013


秋晴れのなか、ゆっくり過ごす会が行われ、多くの当事者が集まりました。参加者は、スタッフ手づくりの、きつね丼で空腹を満たし、映画鑑賞・新聞・無料散髪サーヴィス等で束の間の安息を得ました。

日夜問わず居場所のない当事者が心置きなく過ごせる場所の提供と相談の機会として、今後もゆっくり過ごす会を運営して行きます。

2013.9.17 緊急相談対応

9月 18th, 2013

各市町村の福祉事務所から小額の送還旅費を繰り返し貰いながら電車を乗り継ぎ、やっとのことで仙台に辿り着いた当事者から相談を受けました。

長年懸命に働いた末、職と住まいを失い、地元の福祉事務所に相談に行ったものの、居宅がないからと生活保護受給を拒否され、県外の仙台夜まわりグループを紹介されたそうです。

長い間食べておらず疲弊していたので、食事を提供し、聞き取りと諸提案を行い、今後の伴走を約束しました。

第30回全国地域・寄せ場交流会 参加

9月 15th, 2013

14-15日に愛知県岡崎市で行われた、第30回全国地域・寄せ場交流会に参加しました。全国から路上生活者支援団体や当事者、元当事者が140名が集まり、活発な議論が行われました。

初日の全体会では、ホームレス自立支援法の評価と見通しについての講演がありました。続いて行われた分科会では、テーマごとのグループに分かれて、全国の支援グループで情報交換や課題の共有等がなされました。

二日目には、生活保護法改正についてのレクチャーがあり、最後に二日間で話し合われた内容を全体で共有しました。

2013.9.14 定例 有償清掃ヴォランティア

9月 14th, 2013

早朝から当事者による有償清掃ヴォランティア活動が行われました。

今日は駅周辺の公園各所を清掃しましたが、とにかく蚊が多い中、参加者は刺されながらも懸命にゴミを拾い、大量のゴミが集まりました。

終了後、参加者は労働の対価を受け取った後、お茶で一息ついて各々の場所に帰って行きました。

2013.9.12 定例 支援者懇談会

9月 12th, 2013

仙台市健康福祉局担当部署との定例懇談会が行われ、路上の状況や支援施策の現状について検証しました。

仙台では、東日本大震災以降、復興関連の職を求めて県外から流入した若年層の路上生活者数が急増し続けています。

とりわけ、いわゆる「人工出し業者」が、数百人に及ぶ不安定居住下で暮らしている不安定就労労働者を抱え込んでいます。

「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」は2017年度までの時限立法です。

仙台夜まわりグループは、2018年以降の施策を模索している行政に対して、被災地仙台の特殊性を盛り込んだ、独自のホームレス支援実施計画の構築をするように、強く訴え続けています。

2013.9.12 定例 ゆっくり過ごす会

9月 12th, 2013

仙台では秋の気配が漂い始めていますが、みやぎNPOプラザの一室を借りてゆっくり過ごす会を開催し、多くの当事者が集いました。参加者は、スタッフ手づくりのひじきご飯等で空腹を見たし、コーヒー、新聞、映画鑑賞、無料散髪サーヴイス等で束の間の安息を過ごしました。

震災復興関連の仕事を求めて仙台にやって来て、職に就けなかったり、危険で劣悪な職場環境のゆえに逃げ出したりして、路上にこぼれ落ちてしまう当事者が次々に出て来ています。

2020年の東京オリンピック開催が決定し、国中が浮かれ気分にさせられています。

しかし、原発事故処理を始め、震災復興が遅々として進まぬ東北を置き去りにすることは許されません。あらゆる「特需」の陰に不安定雇用を強いられる数多くの無名の人たちの犠牲があることを忘れてはなりません。

2013.9.9 社会保険事務所同行支援

9月 11th, 2013

年金手帳等貴重品が入った鞄の盗難に遭い、年金の受給資格を確認する術がないという当事者からの相談を受け、社会保険事務所に同行しました。

長年地道に働き、かつては新居まで建てたにも関わらず、親の看病で職も家も失い、路上生活をやむなくされた彼でしたが、結局、11ヶ月分の支払不足のため、受給資格がないことがわかりました。

年金受給資格取得の方策を提案するとともに、今後の伴走を約束しました。