居宅確保後の支援

10月 31st, 2013

20年以上路上生活を送って来た当事者から、持病が悪化し、これ以上路上生活を続けるのは辛いので何とか部屋に入りたいという相談を受けていました。部屋探しから、大家さんとの交渉、生活保護制度などについて継続してアドバイスを行い、先日アパートに無事入居することができました。

本当によかったと声をかけると、「アパートに入所したのはいいが、ひとりぼっちだ、孤独死が怖い」と小声でつぶやきました。私たちは、彼に継続して見守り支援をしていくことを約束しました。

路上生活から居宅を確保しても、地域から孤立して生活する人たちが沢山います。路上生活から自律した後も生活全般に渡る伴走をし、どんなに小さな一言をも聞き漏らさない、彼らが安心して生活できるような支援体制が必要とされています。

2013.10.31 定例 ゆっくり過ごす会

10月 31st, 2013

ゆっくり過ごす会に多くの当事者が参加し、スタッフ手作りの南瓜添え炊き込みご飯で空腹を満たし、新聞・映画鑑賞・散髪等で束の間の安息を得ました。

継続支援している居宅確保希望者や手術退院直後で体調不良を訴える当事者の相談に応え、「HELP!みやぎ」と連携して急ぎ受け入れ態勢づくりに努めました。

2013.10.30 定例 夜まわり

10月 30th, 2013


週末に行われる炊き出しの情宣を兼ねて夜まわりを行い、50名を超える当事者と出会いました。

冷え込みが増すなか、熱いみそ汁とお握り、ゆで卵、バナナ、ホッカイロを手渡し、安否確認をしました。

11月1日から来年3月末まで「越冬支援期間」に入ります。通常より支援活動を質量ともに増やし、危急の事態に備えて行きます。

2013.10.30 取材

10月 30th, 2013

本日、河北新報の取材を受け、東日本大震災後の路上生活者の状況等について話しをしました。

不安定雇用、家庭崩壊、生活破綻、累犯問題等、震災後の被災地が抱えるあらゆる問題が、路上に集約され、表出して来ています。

2013.10.28 訪問安否確認

10月 28th, 2013

居宅確保支援で公営住宅に入居した元当事者からの、部屋に閉じこもりがちという相談に応え、訪問してしばらく歓談しました。

また、喘息の発作で緊急入院した元当事者を病院に見舞い、必要物品を聞き取り、次回に届ける約束しました。

一人暮らしのなかで、周りから孤立したり、閉じこもらなくても済むような安否確認の支援が求められています。

2013.10.28 定例 衛生改善事業

10月 28th, 2013

仙台市からの委託事業のシャワー提供が行われました。多くの当事者の参加があり、順番にシャワーを浴び、身だしなみを整えました。

シャワーや洗濯の順番を待つ間には、スタッフが用意した、ひき肉コーンいため定食で空腹を満たし、束の間の休息をとりました。

快晴のなか、物干竿には洗濯後の衣類がたくさん並んでいました。

2013.10.27 今週の「HELP!みやぎ」

10月 27th, 2013

今週の相談受付数は10件。居宅相談者6件、路上相談者4件の割合でした。

路上相談では緊急居宅保護にすべき方、居宅者では適切な金銭管理が必要な方の相談が目立ちました。「HELP!みやぎ」では、彼女・彼らがそれぞれの問題を明確に意識でき、解決への第一歩を踏み出せるよう支援しています。

2013.10.26 「HELP!みやぎ」ミーティング

10月 26th, 2013


「HELP!みやぎ」の定例スタッフミーティングを開催し、業務開始約一ヶ月を経過しての評価と課題について活発な話し合いが持たれました。

今後も、相談対応〜提案〜分析〜評価・反省〜相談対応という循環を尊重し、当事者を主体とした相談業務体制構築にさらなる努力を怠りません。

2013.10.26 定例 炊き出し

10月 26th, 2013


小雨のため、急遽会場を移して炊き出しが行われ、仙台市福祉プラザの軒下に 40名を越える人々が集いました。カレーライス配食の後、参加者はカップラーメンとホッカイロをおみやげとして持ち帰りました。

継続して伴走していた当事者から居宅確保の要望があり、「HELP!みやぎ」と連携して受け入れ態勢づくりに奔走しました。

2013.10.26 有償清掃ヴォランティア

10月 26th, 2013

当事者による有償清掃ヴォランティア作業が市内中心部で行われました。雨が降る悪天候にも拘らず、大勢の参加があり、大量のゴミを拾い集めました。

清掃終了後、当事者は温かいお茶で一息つきました。また、帰り際には本日正午から行われる炊き出し場所変更のアナウンスをしました。