2016.6.30 定例 ゆっくり過ごす会

6月 30th, 2016

毎週木曜定例のゆっくり過ごす会に多くの路上生活者、生活困窮者が集まりました。

参加者は、かき揚げ丼定食で空腹を満たし、新聞、漫画、映画鑑賞で午前のひとときを過ごしました。

本日、初めて参加した当事者たちの簡単な聞き取りを行いました。そのうちの一人は、路上生活に陥ってから一ヶ月の間、町中を彷徨い、食事等ができる支援活動を全く知らなかったということでした。

仙台市内には、官民の支援諸施策からこぼれ落ち、確認されていない路上生活者たちが数多く存在しています。

2016.6.29 夜まわり

6月 29th, 2016

定例の夜まわりをおこないました。ヴォランティアは三班に分かれて市内各所を巡回し、路上生活者の安否確認をしながら、お握り、みそ汁、バナナ等を手渡しました。

本日は、郊外の公園で若い当事者と出会いました。彼によると、駅周辺の繁華街には居場所がなく、やむなく夜間は公園で過ごしているということでした。食糧と支援スケジュールを手渡し、今後も継続して支援することを約束しました。

仙台市では、市内中心部に居場所を得ることができず、孤立して各所に分散し、支援の手が届かない当事者が増加しています。

2016.6.29 月例 スタッフミーティング

6月 29th, 2016

本日、各部署の担当スタッフが一同に会し、支援活動全般にわたる打ち合せと話し合いを行い、活発な意見交換がなされました。

仙台夜まわりグループでは、活動内容を検証し、その質を向上させるために、繰り返しスタッフミーティングを行っています。

2016.6.27 定例 衛生改善事業

6月 27th, 2016

晴天の下、衛生改善事業が行われ、洗濯物を携えた路上生活者たちがやって来ました。

参加者は、シャワーを浴びて汗と汚れを流し、洗濯で身の回りを清潔にしました。待ち時間には、紫蘇巻き・海苔佃煮丼定食で空腹を満たしました。

ずっと死ぬことばかり考えていたという初参加者に、死んだつもりでやり直すようアドヴァイスし、生きる目的を見いだすための伴走を約束しました。

2016.6.26 フードファーム作業

6月 26th, 2016

仙台夜まわりグループでは、東日本大震災による津波で塩を被った農地をお借りし、土を耕し直して有機野菜を育てています。

本日、自律途中にある数名が農園で作業を行い、馬鈴薯や九条葱を収穫しました。

今後、中間的就労のための農作業プログラムをさらに充実させ、多種栽培を行っていく予定です。

2016.6.25 定例 公園炊き出し

6月 25th, 2016

ヴォランティアを含めて約50名が雨上がりの公園に集まり、第4土曜日定例のカレーライスの炊き出しを行いました。

今回は別々に調理された二種のカレーライスを提供し、参加者は何回もお代わりをし、全国の皆さんが送ってくださった支援物資の中から、必要なものを受け取って、それぞれの場所に帰って行きました。

2016.6.25 有償清掃ヴォランティア

6月 25th, 2016

一昨日からの雨があがり、緑美しい早朝に、清掃ヴォランティア活動が行われました。

参加者は、塵ばさみとゴミ袋を手に、二班に分かれて仙台市中心部を清掃し、大量のゴミを集めました。

作業終了後は、お茶で一息つき、それぞれ戻って行きました。

この活動は、路上生活者たちが、就労意欲を維持し、自律への思いを失わないことを目的に、仙台市から一部助成を受けて実施しています。

2016.6.23 定例 ゆっくり過ごす会

6月 23rd, 2016

路上生活者や生活困窮者に、日中の居場所を提供するサロン活動が、みやぎNPOプラザで行われました。

昨晩から降り頻る雨の中、集まった当事者は、三色丼定食で空腹を満たし、支援者から提供されたお菓子を食べ、新聞、映画鑑賞で午前中を過ごしました。

寮付きの仕事に就いたものの、劣悪な住職環境のゆえに逃げ出し、再び路上生活に陥ってしまったという参加者からの申し出を受け、HELP!みやぎで諸提案をし、今後の伴走を約束しました。

2016.6.22 夜まわり

6月 22nd, 2016

小雨降る中、夜まわりを行い、出会った当事者一人一人におにぎり、ゆで卵、みそ汁、バナナを手渡し、今週末に行われる炊き出しをアナウンスしました。

びしょ濡れにならない場所で夜を越そうと、郊外の公園で三日目の路上生活を過ごしていた当事者に出会いました。彼によると、最近まで就労していた無認可の人夫出し会社によるピンハネと劣悪な労働環境に耐えかねて仕事を辞め、路上生活を余儀なくされているということでした。

仙台夜まわりグループの支援カレンダーを手渡し、参加を促すと共に、自律へのステップに向けて継続して支援する約束をしました。

2016.6.20 定例 衛生改善事業

6月 20th, 2016

仙台市から委託を受けておこなっている衛生改善事業に、路上生活者が洗濯物を携え、やって来ました。

参加者たちは、シャワーで汗と汚れを流し、洗濯で身の回りをきれいにしました。待ち時間には、冷や奴定食で空腹を満たし、ヴォランティア手づくりのサクランボ添え苺ババロアに舌鼓を打っていました。

この活動を通して、一人でも多くの当事者が、自律への思いを深めてほしいと願っています。