2019.11.30 みやぎNPOフォーラム2019 事例発表
宮城県主催の、みやぎNPOフォーラム2019「NPOと寄付を考える! 大交流会」に参加し、事例発表をしました。
会場のみやぎNPOプラザに集まった参加者たちと共に、地域や社会の課題を解決するために欠かせない、市民の共感と応援を得る方法について、考え合いました。
終了後は、交流会が行われ、参加者相互の親睦を深めました。
Filed under お知らせ | Comment (0)2019.11.29 中間的就労 機会提供
居宅を確保して路上生活を脱却した人たちが、規則正しい生活を身につけ、就労意欲を失わないようにすることを目的にした清掃活動がおこなわれました。
冷え込強い朝に、若林区役所前に集まった参加者たちは、チリばみとゴミ袋を手に、区役所や図書館周辺歩道を清掃し、吸殻、空き缶やペットボトルなどを、一つずつ丁寧に拾い集めました。
集合場所で、ゴミを大きな袋にまとめ、お茶で一息つきました。
この活動は、日本郵便株式会社様から年賀寄付金配分を受けて実施しています。
2019.11.28 第42回 大人食堂(第766回 ゆっくり過ごす会)
誰でも参加自由で、みんなでその場をつくることをコンセプトにした大人食堂が行われました。
みやぎNPOプラザ前で開始を待ちわびていた大勢の参加者たちは、スタッフ手作りのジャガイモと竹輪の旨煮丼で空腹を満たし、ドリップコーヒー、新聞、映画鑑賞で、午前中のひと時をゆっくり過ごしました。
この活動は、厳寒の仙台で、とりわけ11月から翌3月までの越冬支援期間、生活困窮者、路上生活者の命をつなぐ場となっています。
越冬支援のこの時期、当事者たちに提供する男性用防寒着、ホッカイロ、運動靴が足りません。皆さんからの提供を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2019.11.27 月例 スタッフ会議
月例のスタッフ会議が開催され、11月の活動を振り返り、年末年始の活動を含め今後の計画について話し合いました。
会議では、具体的な事例を取り上げたケーススタディも行い、活発な意見交換がなされました。
仙台夜まわりグループでは、当事者の側に立った自律支援施策を実施すべく、スタッフ会議や研修、ヴォランティア研修会を繰り返しています。
Filed under お知らせ | Comment (0)2019.11.26 パン配布
定期的に食糧を提供してくださっているコストコ様から、本日、たくさんのパンを頂戴しました。
早速、路上生活を脱却して自律途中の方々のお宅を何軒も訪ね、手渡しました。
私たちの活動は、多くの個人、団体の皆様からのご支援、ご協力によって成り立っています。
コストコ様に、心より感謝申し上げます。
2019.11.25 定例 衛生改善事業
雨上がりの青空の下、衛生改善事業がおこなわれました。
時間前から開始を待ちわびていた路上生活者たちは、シャワーを浴び、衣類等を洗濯、乾燥しました。待ち時間には、リゾット定食で空腹を満たしました。
満期で出所したものの、職と住まいが決まらず、途方に暮れているという初参加者からの相談があり、HELP!みやぎで、諸提案をし、伴走を約束しました。
この活動は、当事者たちが、身の回りを清潔にし、自立への思いを失わないようにする事を目的に、仙台市からの委託事業として実施しています。
2019.11.23 炊き出し
第四土曜定例の、公園での炊き出しがおこなわれました。
開始時間前から集まって来ていた路上生活者、生活困窮者たちは、カレーライスを何杯もお代わりして空腹を満たし、全国の皆さんから届いた心のこもった支援物資を手にし、それぞれ戻って行きました。
本日の炊き出しは、食育フードシステム東北株式会社様が、カレーライスと揚げものを提供してくださいました。
ご協力に、心から感謝いたします。
越冬支援のこの時期、当事者たちに提供する男性用冬物防寒着、フリース、ズボン等冬物衣料、ホッカイロ、運動靴が不足しています。
皆さんからの提供を、よろしくお願いします。
2019.11.23 有償清掃ヴォランティア
強い冷え込みの朝に、清掃ヴォランティア活動を行いました。
仙台市内中心街に集合した路上生活者たちは、2班に分かれ、ちりバサミとゴミ袋を手に、風雨で散乱していた吸い殻、空き缶、空き瓶、ペットボトル等を丁寧に拾い集めました。
最後に、ゴミを大きな袋にまとめた後、お茶で一息つき、それぞれ戻って行きました。
この活動は、当事者たちが、今日の糧を得、自立への思いを失わないようにすることを目的に、仙台市から一部助成を受けて実施しています。
2019.11.21 第41回 大人食堂(第765回 ゆっくり過ごす会)
誰でも参加自由で、ヴォランティア、路上生活者、生活困窮者を問わず、みんなで意見とカンパを持ち寄ってその場をつくりあげることをコンセプトとした、第41回目の大人食堂が行われました。
会場の、みやぎNPOプラザ前で開始を待ちわびていた30名近い参加者たちは、スタッフ手作りの、きのこデミグラソース丼で空腹を満たし、ドリップコーヒー、新聞、文庫本、漫画本、映画鑑賞、散髪で、午前中のひと時をゆっくり過ごしました。
大学を卒業した後、30年以上厚生年金をかけてきたものの年金だけでは生活が成り立たずやむなく働き続けてきたが、仕事と住まいを同時に失い途方に暮れているという70才近い初参加者から相談があり、HELP!みやぎで対応し、諸提案をしました。
みずほ総研によれば、2019年の冬のボーナスは、民間平均381,904円、公務員平均748,830円ということです。その一方、手持ち0円で明日の生活もままならない多くの生活困窮者、路上生活者がおり、構造的に、彼ら彼女らの犠牲や我慢の上に、私たちの生活や社会、国の身勝手がまかり通っているという現実があります。
憲法25条で保証されている、全ての国民(くにたみ)が「健康で文化的な最低限度の生活」を営める権利を受け取ることのできるセイフティーネット構築のため、一人でも多くの方々が、連帯してくださることを、私たちは、切に求める次第です。
要は、目先の利益や、冬のボーナスの多寡ではありません。路上生活者、生活困窮者支援は、つまることろ、国の税金の無駄遣いを真剣に吟味し、私たち一人ひとりのこれからの人生の、当たり前の権利を獲得し、それを実現していく社会や国を構築していくことに他ならないのです。
私たちは、厳寒の仙台で、とりわけ11月から3月までの越冬支援期間に、生活困窮者、路上生活者の「いのち」や「権利」の取り戻しのために、連日活動を継続しております。
皆さんのお手元に、男性用防寒着、寝袋、ホッカイロ等ございましたら、ご提供のほど、何卒よろしくお願いします。
2019.11.21 深夜夜まわり
通常の夜まわりでは出会えない路上生活者と出会うべく、日付が変わる深夜に、仙台市内の巡回をしました。
JR仙台駅周辺を始め、地下道や繁華街、公園で、これまで出会ったことのない当事者を確認しました。
身を縮ませながら眠っている一人ひとりの枕元に支援カレンダーを置き、寒さで眠れずにいる当事者に、人は一人で生きているのではないのから今後のことぜひ相談してださいと声をかけました。