2020.7.23 緊急支援

7月 23rd, 2020

公衆電話から緊急のSOSがあり、電話が途中で切れそうになったので、急遽、待ち合わせをし、事情を聞きました。

県外での派遣の仕事が切れ、仕事を探すために住まいが定まらないまま仙台に戻ってきた若年夫婦が、市内の福祉事務所に相談に行ったところ、県外から長距離移動して来ており、新型コロナウイルス感染症防止のため2週間は自立支援センターでは受け入れられないと断られたと、途方に暮れていました。

手持ちもなくなり、今日は一食も食べていないということで、緊急で食料などを支援し、当法人の支援スケジュールを伝え、受け入れが決まるまで今後も継続して支援することを約束しました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにも、国や行政は門前払いをするのでなく、シェルター含め、住まいを失った方々の居場所を設定すべきです。

2020.7.23 第74回 大人食堂(第796回 ゆっくり過ごす会)

7月 23rd, 2020

誰でも参加自由で、みんなのカンパや協力でその場をつくることをコンセプトにした、大人食堂が行われました。

みやぎNPOプラザで開始を待ちわびていた30名近い参加者たちは、手洗いとアルコール消毒の後に、おにぎりやカップ麺、パン、バナナで空腹を満たし、新聞を読むなどして午前中のひとときを過ごしました。

突然路上生活に陥り、途方に暮れているという初参加者からの相談があり、HELP!みやぎで対応し、伴走を約束しました。

新型コロナウイルス感染症拡大の中、仙台夜まわりグループでは、路上生活者、生活困窮者支援は、「不要不急」ではなく「必要不可欠な命の急を要するライフライン」と受けとめ、検温や消毒、3密を避けるなどの感染防止策を講じながら、活動を継続しています。