2022.1.6 月例 支援者懇談会

1月 6th, 2022

仙台市健康福祉局担当部署と路上生活者支援に携わる団体による懇談会がおこなわれ、路上の状況等を情報交換し、厚労省による概数調査実施の詳細について確認し合いました。

仙台夜まわりグループは、社会のセイフティーネットの脆弱さや、路上生活者を生み出す構造的な問題を明らかにし、路上からの視点で政策提言を継続していきます。

2022.1.6 第143回 大人食堂(第865回 ゆっくり過ごす会)

1月 6th, 2022

新年最初の大人食堂がおこなわれました。

氷点下の寒さの中、震えながら集まった参加者たちは、非接触型体温計による検温と手の消毒の後、二つの部屋に分かれて、おにぎり、カップ麺、菓子で空腹を満たし、血圧測定や健康相談、コーヒー、散髪等で、午前のひとときを過ごしました。

帰り際に、全国の支援者から提供された防寒着や冬物衣料を手に、それぞれ戻って行きました。

本日は、手持ちが潰えて生活ができないという参加者からの相談があり、HELP!みやぎ で諸提案をしました。

2022.1.5 深夜夜まわり 被害訴え

1月 6th, 2022

通常の夜まわりが終了した後、深夜に寝床に戻って来る路上生活者の安否を確認すべく、日付が変わる時間帯に市内の巡回をおこないました。

凍えるような寒さの中、JR仙台駅周辺や地下道、公園などで横たわり、束の間の休息を取っている当事者の枕元に、支援活動スケジュールを置きました。

眠れず起きていた当事者から、昨年末の深夜に酔った若者たちに罵倒されたり蹴られたりして怖い目に遭ったという訴えがありました。

経済格差への不満やコロナ禍の閉塞感による鬱憤をより弱くされている人たちにぶつけるのは的外れであり、本来何に対して憤るべきかを見誤らないためにも、生活困窮は自己責任に全てを帰するものでなく社会の構造が生み出し続けている問題であることを共通認識すべく、啓発活動を継続していきます。