2013.6.11 緊急相談

6月 11th, 2013

東日本大震災による福島原発事故の被災地近くで、除染作業をしている当事者から、緊急相談がありました。酷いぎっくり腰で、医者にかかって寝込み、仕事ができずにいるが、家賃と食費の前借り分が債務となり、計算上、手元には一銭も残らないということでした。

仕事を辞め、寮を出て、仙台に戻りたいが、放射能被曝の有無を検査しなければ、町を出られないと厳命されているそうです。被曝検査を経て、仙台に戻った後の、支援と伴走を約束して電話を切りました。

莫大な費用をかけながら、遅々として進まぬ、原発事故処理事業の末端には、被曝の危険に身をさらしながら、明日をも保証されない日々を強いられる、多くのいのちの存在があります。