2015.6.24 定例 夜まわり
6月 24th, 2015
仙台では梅雨に入ろうとしていますが、朝夕はまだ肌寒さを感じます。
螢の光が瞬く夜に、週末の炊き出しの情宣を兼ねた、路上生活者たちの安否確認のための夜まわりを行いました。
今回、フクイチの敷地内で作業をしていた時に被災した元作業員に初めて夜まわりで出会いました。
様々な原発機器から火が吹き出してきて、怖くて命からがら発電所から逃げ出し、寸断された道を歩いて二日後にやっと寮にたどり着いたそうです。
震災から三ヶ月経って脳梗塞を発症して解雇され、その後、除染の仕事もなくなり、ネット喫茶で過ごすうちに貯金が底をつき、路上に出てしまったそうです。当時の同僚は、すでに3人なくなったということでした。