2015.10.21 定例 夜まわり

10月 21st, 2015



 週末に行われる炊き出しの情宣を兼ね、路上で暮らす人たちの安否確認のための夜まわりを行いました。

 JR仙台駅駅前の工事はまだ続いており、国連会議以来の国道下地下道ベンチ付近の過剰警備も変わっておらず、仙台市中心部で夜を過ごす人たちにとっては、本格的な冬の到来を前にして、安心して休むことが出来る寝場所を探すのが、容易でない状況が続いています。

 数年前に民間施設を通して自律していったはずの複数名の当事者に久しぶりに路上で出会いました。今後も、伴走支援をしていく約束をして、炊き出しや食事会に遠慮せずに顔を出すように勧めました。

 当事者の自律にとって本当に必要なことは、表面的な問題に対する対処療法では無く、二度と路上に出ることが無いようにする根本的な問題解決であることを改めて痛感させられました。