事件は現場で起きてるんだ!炊き出しから物資支援へ

3月 28th, 2011


本日は、事務所移転作業の後、名取市沿岸部の被災現場に向かいました。仙台市若林区沿岸地区と同様に、東部道路より東側は空港アクセス線の手前辺りまで、大津波により壊滅状態でした。現場では、消防隊により行方不明者の捜索作業が行われていました。

仕事で仙台に出ていて津波の直接被害をまぬがれたものの、住居が押し流されて跡形もなくなってしまった被災者から、避難場所や避難状況を聞き、缶詰他、保存食を手渡しました。その後、家屋が倒壊してしまった閖上地区の住民が避難している公民館や小学校に出向き、衣類を配布しました。

支援物資配分のミスマッチが取り沙汰されていますが、責任者が必要ないと言い切っている物資が、実際の避難者に大歓迎されるということがよくあります。被災者支援の施策が、実際どこに耳を傾けてつくられているのかが問われています。

今後、支援活動は、炊き出しからピンポイントでの物資提供に移行します。ホームレス支援とともに被災者支援は続きます。