宮城県南部沿岸地域支援

4月 1st, 2011



仙台夜まわりグループでは、民間の支援がかなり入ってきている宮城県北部とは対照的に、物資がまだ十分に行き届いていない、福島に近い南部沿岸地域の被災者支援に力を入れています。

山元町では、避難所以外ではまだ断水状態が続いており、水洗トイレの水や、野菜などを洗う水は、井戸水を使っています。

本日は山元町の二つの中学校を訪問し、衣類と食糧をはじめとする支援物資を届けました。避難所の運営は住民の自治によってなされており、物資も数が揃わなければ受け付けないような仕方ではなく、揃わなければ抽選で配るなど、当事者の側に少しでも資するような、より柔軟な対応をしていました。現在必要としている品目を聞きとり、再度届けに来ることを約束して帰ってきました。

帰りがけに津波で破壊された駅の脇を通ってきましたが、線路は細い針金のように折れ曲がっており、改めて津波の破壊力のもの凄さに驚愕しました。