2010.11.9 施策の矛盾

11月 9th, 2010

本日、アルコールの問題を抱えた当事者の入居のお手伝いをしました。自身の問題を自覚し、何とか乗り越えたいと願い、仙台市の自立支援センターへの申し込みをしましたが、長く働いていないことやアルコールの問題があることを理由に、暗に申し込みを拒否されたということでした。

真っ先に手を差し伸べられねばならない人たちがぞんざいに扱われている現実に、国や行政が行おうとしている施策の脆弱さを感じざるを得ません。

部屋に入った彼は、断酒の誓いとやり直しの思いを強くしています。今後、行政担当部署同行や病院付き添いを含め、手厚いフォローを継続して行きます。