2017.9.2 甲状腺総合検診 実施

9月 2nd, 2017

除染や原発敷地内の作業に従事した後、路上生活や生活困窮に陥った方々を対象とした、甲状腺総合検診が行われました。宮城民医連の協力のもと、仙台市にある錦町診療所で約20名が受診しました。

受診者の中には、原発内で作業をしていた方や、長期にわたり除染作業に従事した方がいました。検診後は、多くの受診者から、検診を受けることができ安心したという感想の声が聞かれました。その他、採血や、血圧なども測定し、再検査が必要な方には、今後も継続して支援することを約束しました。

東日本大震災後、福島で原発関係の仕事に従事した後に、仙台市内で路上生活に陥っている方々が後を絶ちません。

被爆による被害は、定期的な検診を受けることでその影響を知ることができます。現在、生活困窮状態や路上生活状態にある方で、これまで除染や敷地・建屋内の作業に従事し、被爆被害について心配な方は、まずは、当方にご相談ください。

※ 甲状腺総合検診、ホールボディカウンター検査は、ジャパン・プラットフォームの助成事業として実施しています。