嬉しい知らせ

8月 11th, 2011

5年前に仙台夜まわりグループの施設に入って路上生活を脱出し、ビッグイッシューを売りながら就職活動をし、野球場臨時清掃アルバイトをきっかけにしてアパートに移って契約社員として仕事を続けていた元当事者から、さらに契約を5年延ばすことができたことを知らされました。

また、やはり同じ頃施設を出て民間のアパートに入って運送の契約社員をしていたものの、腰痛で仕事を続けられなくなっていた元当事者が、この度、地元の友人から被災者に公営住宅入居と仕事を提供するプログラムがあることを知らされ、九州に帰ることができるようになりました。

40〜50歳代の元当事者たちが路上生活を脱出し、四苦八苦しながらも仕事を続け、更なる歩みを切り開こうとしています。

路上から脱出して取り戻しをするのには確かに長い時間がかかりますが、そうした試行錯誤の積み重ねの先に、さらなる道が開かれて行く希望があるという嬉しい知らせを聞き、励まされています。