2012.1.26 定例 ゆっくり過ごす会

1月 27th, 2012


耳や鼻が痛くなるような極寒の朝、ゆっくり過ごす会を行い、多くの当事者が集まりました。

参加者は、手づくりの温かいおかずと軽食で空腹を満たし、雑誌・新聞・映画上映でひとときを過ごし、希望者には無料の散髪サーヴィスを行いました。

4人の初参加があり、聞き取りをして励ましました。被災し、県内の仮設住宅に入ったものの、家族を支える収入を求めて仙台市内で路上生活をしながら就労活動を継続している当事者の伴走を約束しました。

震災関連の仕事を求め、県外から東北にやって来たものの、期待する仕事が見つからなかったり、劣悪な労働環境の中で路上に出てしまう方々が増えています。

震災復興の名のもとに、仮設補工、解体や湾岸事業の仕事が増え、被災地の失業者が職を得ているかのように見えますが、集められた、明日もわからない不安定就労の日雇い労働者にそのつけが回って来ています。大手ゼネコンを頂点とする末端の下請けに至るヒエラルキーの問題が当地ではあからさまになってきています。