2020.2.20 第53回 大人食堂(第775回 ゆっくり過ごす会)

2月 20th, 2020

生活に困っている方なら誰でも参加自由で、当事者・ボランティアみんなでその場をつくることをコンセプトにした大人食堂(ゆっくり過ごす会)が行われました。
開店に先立ちスタッフ・ヴォランティア含め全員に新型ウィルス感染症からの防衛には手洗い・アルコール消毒・うがいが必要なことを周知しました。

9時30分の開店前から待っていた多くの皆さんは、アルコールジェルでの洗浄後、調理ヴォランティアの心を込めた麻婆豆腐定食をお腹いっぱい食べ、コーヒーや新聞・ビデオ鑑賞などでゆっくりしたひと時を過ごしていました。

今日は県南でアルバイトをしながらギリギリで生活してきたが、脚立から落ちて腰を悪くして収入が途絶えてしまった高齢の方から相談があり、HELP!みやぎでこれからの生活について提案を行いました。

2020.2.17 定例 衛生改善事業

2月 17th, 2020

路上生活者を対象として毎週月曜日朝に実施しているこの活動、その基幹部分のシャワー・洗濯の機会提供は仙台市の委託事業として行っています。路上生活を余儀なくされていても、身のまわりを清潔に保ち自尊心を失わないようにして頂くことを願って実施しています。
シャワーを浴びて、衣類を洗濯・乾燥している間、仙台夜まわりグループの独自活動として、その場をお借りしてボランティア手作りの軽食やテレビ鑑賞・読書などを楽しんで過ごしていただく活動も並行して行っています。
今日のメニューは野菜小菜2品、「鯖とキノコの炊き込みご飯」とインスタントラーメンでした。

2019.12.31 年末年始 食糧支援会

12月 31st, 2019

2019年最終日。気温はこの日のうちで一番暖かい時間帯に食糧支援会は催されました。路上生活を余儀なくされている方達は三々五々と集まり始め、開始まで温かいお茶を飲みながら待っていました。9時半開始で当事者の皆さんはおにぎり2種・カップラーメン・野菜ジュース・ゆで卵とバランスの良い組み合わせでセットされた支援袋を受け取り、暖かいパーゴラのある榴岡公園へと移動して行きました。本日は12時より他団体さんの年越しそばの振舞いが予定されていたそうです。

本日の参加者は30名ほどで、配布には5名が参加しました。またヴォランティアには福島かずえ県議会議員も参加されていました。県政治にも生活困窮の問題を強く打ち出していただければと願っています。

11月29日の厚労省事務連絡では、年末年始における閉庁期間中の生活困窮者への支援は適切に行うよう都道府県・政令指定都市に求めています。しかし宮城県や仙台市では、公的シェルターの利用相談などは民間機関のパーソナルサポートセンター相談室に丸投げし、他の支援も私たち民間支援組織に頼ったままというのが現状です。

私たちNPO法人仙台夜まわりグループは、一人一人できることから一つずつ当事者の皆さんの歩みに寄り添いながら支援を積み重ねています。

明日1月1日〜3日まで連日、みやぎNPOプラザ正門前で午前9時30分〜10時まで食糧支援会を行います。生活にお困りの方、ヴォランティアで参加されたい方是非ともお集まりください。

2019.10.26 カレー炊き出し

10月 26th, 2019

先週、今週と全国各地で豪雨による災害が発生し、東北でも大きな被害が出ています。被災された皆様にお見舞い申しあげます。

8年前大震災の時もそうでしたが、自助・共助が強く求められ、それが当たり前になる傾向があります。自助・共助は大切ですが、それも公助があってこそ働きが増すと考えます。


さて、本日お昼に、仙台夜まわりグループ第四土曜恒例の炊き出しが行われ、ヴォランティアを含め60人を超える参加がありました。

昨夜とは打って変わり気温も上がり晴れた空の下、路上生活を余儀なくされている方や生活困窮された方たちは、ライスカレーを何杯もお代わりして空腹を満たし、全国の支援者から提供された衣類や日用品を手にしました。

今日の炊き出しには、尚絅学院中学・高校の宗教部の先生や生徒さんたちがヴォランティアに参加され、ご家庭から募った衣類や文化祭での募金を手渡していただきました。大切に利用させていただきます。

2019.9.30 定例 衛生改善事業

9月 30th, 2019

例年より5、6度も高い生暖かい気温の中、多くの路上生活を余儀無くされている人々がシャワーと衣類洗濯の機会を得ようと集まってきました。

この衛生改善事業は仙台市の委託事業として行われ、シャワー浴と洗濯・乾燥利用で路上にいても文字通り衛生的な生活を過ごせるようにサービス提供しています。

また、仙台夜まわりグループの独自サービスとして、軽食(ブランチ)を提供しています。本日のメニューは野菜たっぷりサラダと具沢山味噌汁、モンブランケーキのデザート・きな粉餅などと、飲み放題コーヒーで待ち時間を過ごしていただきました。

2019.7.29 定例 衛生改善事業

7月 29th, 2019

早朝から30度を越す猛暑の中、月曜定例の衛生改善事業が行われました。

汗を拭きふき待っていた汗だくの当事者たちは、順番にシャワーを浴び、汗まみれの衣類等を洗濯しました。待ち時間には、ゴーヤ入り野菜たっぷり定食やデザートで空腹を満たしました。

3週間ほど前に居候していた部屋から追い出されたという参加者からの相談があり、今後の身の振り方や問題解決の話をしました。今後継続的にHELP!みやぎでの相談を約束しました。

この活動は、路上生活者たちが身の回りを清潔にし、自立への思いを失わないようにすることを目的に、仙台市の委託事業として実施しています。



2019.1.1 年末年始 食料支援

1月 1st, 2019

新年明けましておめでとうございます。

しかし、路上では公的機関が6日間連続で閉まっているため当事者には寒く辛い期間でもあります。普段であれば公的に運用されている市民広場や図書館等で暖をえることが可能なのに寒い北風に吹きさらされ、全くめでたく無いのが実情です。

そんな中、本日も数多くの生活困窮されている方々が集まり食糧支援を受けて少しでも暖かい場所を求めて散って行きました。今回の食糧支援では、インターネットで越年支援活動を知ったという心優しい市民の方から大量の「おせちパック」の差し入れがあり、急遽いつものおにぎり・カップラーメン等に加えて配布させていただきました。ご協力心から感謝申し上げます。

仙台夜まわりグループでは、年末年始の6日間連続で生活困窮されている方々の「いのち」に寄り添って活動しています。


2018.8.31 JT助成 清掃ヴォランティア活動

8月 31st, 2018

路上を脱却して自律途中の独居者が、規則正しい生活を身につけ、就労意欲を失わないようにすることを目的とした清掃ヴォランティア活動を行いました。

参加者はチリバサミとゴミ袋を手に、雨の中、榴岡公園周辺歩道を清掃し、空き缶やペットボトル、吸殻などを丁寧に拾い集めました。作業終了後は、お茶で一息つき、次回の打ち合わせをしました。

いつも参加されてた人達の中に、この活動を通しての就労達成者や就労準備者も多くなり、その分16名と少ない参加者となりました。新たな参加者を募って、自律援助と街中清掃を進めて行きます。

この活動は、JT助成の一環として、毎月最終金曜日に実施しています。

2017.12.26 お米の献品いただきました

12月 26th, 2017

福島県から奈良県へ避難・移住された方々が作る団体「のまはら」様から、奈良で大切に育てられたお米を提供していただきました。

路上生活者、生活困窮者支援活動に活用いたします。心より感謝申し上げます。

2017.1.28 ヴォランティア研修会

1月 28th, 2017

カレーライスによる定例炊き出しが終わった後、5人の新規参加者を得て、ヴォランティア研修会が行われました。

通常は、第2土曜日にみやぎNPOプラザで行われますが、今回は諸事情で、第4土曜に事務所での開催となりました。

研修会では、仙台夜まわりグループの歴史や理念、また路上や生活困窮の状況の変化とそれへの支援活動についてレクチャーがなされ、質疑応答では、路上生活者の男女比率や女性への対応、路上脱却が難しい人々の遠因などについての質問があり、私たちが把握している状況を説明しました。

炊き出し後の貴著な時間を割いて研修会に参加していただき、参加者感謝いたします。
これからも引き続き、支援活動に参加いただけますよう、お願い申し上げます。