2023.9.23 公園 炊き出し

9月 23rd, 2023

秋空の下、市内の公園で炊き出しをおこないました。

空腹を抱え集まって来た路上生活者、生活困窮者たちは、スタッフ手作りのライスカレーを何杯もお代わりして空腹を満たし、お菓子、清涼飲料水、マスク等のお土産を手にしました。

本日は、生活に窮した在留外国人の参加があり、今後の諸提案をし、続けて支援活動に参加してくれるよう伝えました。

毎月第四土曜定例の公園炊き出しは、2000年7月28日に開始して以来、本日で278回を数えました。

2023.9.23 依存症 清掃活動

9月 23rd, 2023

アルコール等使用障がいやギャンブル依存に苦しむ元当事者たちの回復プログラムの一環として、清掃ボランティア活動をおこないました。

市内住宅街に集合した参加者たちは、周辺の歩道に落ちていた吸い殻、空き缶、ペットボトル等を丁寧に拾い集めました。

作業終了後、お茶で一息つき、それぞれ戻って行きました。

講演「仙台市内の路上生活者の変遷と依存症

2023.9.23 有償清掃ヴォランティア

9月 23rd, 2023

清掃ヴォランティア活動をおこないました。

朝7時前、市内河川敷の芋煮会場に集合した参加者たちは、点呼の後、2つのグループに分かれ、付近に捨てられていた吸い殻、空き缶、瓶、ペットボトル等を丁寧に拾い集めました。

作業終了は、お茶で一息つき、それぞれ戻って行きました。

この活動は、路上生活が今日の糧を得、自立への思いを失わないようにすることを目的に、2004年10月から、仙台市の助成事業として実施しています。

ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査) 結果 2023

9月 22nd, 2023

仙台夜まわりグループでは、2023年1月に、厚労省によるホームレス概数調査の委託を受け、仙台市内で調査を実施しました。

去る4月28日に厚労省が公表した結果によると、全国のホームレス総数は、2,788人(昨年比-383人)、宮城県内の路上生活者数は88人、仙台市内は84人でした。

仙台市は、東京23区を含む政令指定都市のうち、6番目の多さとなりました。

大阪市 841人、東京23区 604人、横浜市 247人、福岡市 144人、川崎市 132人、仙台市 84人、名古屋市 78人、北九州市 57人、京都市 55人、札幌市30人、さいたま市30人、千葉市30人 ……

2023.9.21 第247回大人食堂(第951回 ゆっくり過ごす会)

9月 21st, 2023

雨上がりの朝に、大人食堂がおこなわれました。

時間前から開始を待ちわびていた路上生活者、生活困窮者たちは、検温と手の消毒の後、おにぎり、カップ麺、パン、菓子で空腹を満たし、血圧測定、健康相談、コーヒーで午前のひと時を過ごしまた。

帰り際の一人ひとりに、週末に予定されている清掃アルバイトや炊き出しに参加してくれるよう、声をかけました。

この活動は、居場所を得られない当事者たちに、主賓としてゆっくり過ごしてもらうことを目的として、2005年4月以来、毎週木曜日に実施しています。

仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査 結果

9月 21st, 2023

去る8月5日のセミナー・食事会に参加者した当事者の協力のもと、詳細なアンケート調査を実施しました。

これまでのアンケート調査結果と共に、一部を抜粋してご紹介します。

今後も、国や行政施策の不備が生み出し続けている、路上生活や生活困窮せざるを得ない方々への具体的なアンケート調査を継続し、今この時の実情と、喫緊の課題を政治に提言していく所存です。

2023.8.5 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2023.7.1 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2023.6.3 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2023.5.6 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2023.4.1 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2023.3.4 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2023.1.7 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2022.11.5 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2022.10.1 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2022.8.1 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2022.7.2 仙台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2022.6.4 台市内の路上生活者を対象にしたアンケート調査結果

2023.9.20 夜まわり

9月 20th, 2023

路上生活者たちの安否を確認し、緊急事態や相談事に対応すべく、夜まわりをおこないました。

小雨が降る中、スタッフは2班に分かれて仙台市内を巡回し、出会った当事者たちに、おにぎり、みそ汁、パン、バナナ、菓子、マスク、ポケットティッシュ等を配布しました。

本日は、関東から食と住まいを求めやって来たものの行き詰まって途方に暮れているという路上生活者から相談を受け、諸提案をし、週末にかけて予定されている大人食堂や炊き出しに参加してくれるよう伝えました。

この活動のために、毎回、具沢山のおにぎりを作成してくださるボランティアの皆さん、美味しいバナナを提供してくださるウェスレアン・ホーリネス岩沼チャペルの皆さんに、心から感謝します。

2023.9.20 物資配布会  偲ぶ会

9月 20th, 2023

路上生活を脱却した人たちへの物資配布会をおこないました。

開始を待ちわびていた参加者たちは、みやぎ生協フードバンク様、ふうどばんく東北あがいん様、そして全国の支援者の皆様が提供してくださった食糧品や衣類を手にしました。

物資配布に先立ち、『偲ぶ会』を執り行い、先に亡くなった、当法人スタッフや参加者夫々の関係者、仲間たちを憶え、しばらく黙祷をしました。

仙台夜まわりグループでは、居宅を確保した元当事者たちが地域で孤立しないよう、また、生活リズムを取り戻し次のステップに一歩踏み出せるよう、見守り支援の他、様々なプログラムを実施しています。

「コロナ『後』」の始まり

9月 16th, 2023

感染症法で、新型コロナウイルス感染症が2類から5類へと引き下げられ、日常を取り戻ししつつあるかのようですが、一方で、職と住まいを失い、途方に暮れる稼働年齢層からのSOSが引きもきりません。

派遣の仕事失い家賃未払いでどうしたらよいかわからないという女性や、あまりにブラックな職場に耐えられずに寮を出てきてしまったという20代、30代の若者たちからの相談が殺到しています。

非正規、派遣、日雇等不安定雇労働を強いられている人たちの状況は、コロナ禍の最中より一層厳しくなっています。

「コロナ『後』」の始まりを危惧し、このような状況だからこそ「自助」「共助」のみならず、「公助」のさらなる必要性を痛感します。

東日本大震災 朝日新聞掲載記事 

9月 16th, 2023

東日本大震災から12年あまりが経ちました。昨年末、朝日新聞から取材を受け、震災直後の市内や当事者たちの様子、被災者支援活動について語りました。

当時の被災者支援活動の様子は、当HPの2011年3月、4月のアーカイブでご覧になれます。

朝日新聞朝刊/「ホームレスの存在 薄れる記憶」午後2時46分 あのとき これから 2022.12.13