河北新報:「ホームレス支援策」探るシンポジウム 仙台で23日に開催

11月 22nd, 2010

 暮らしが困窮し路上生活に追い込まれた人たちに、社会がどう向き合うべきかを考える「ホームレスの人びとの人権シンポジウム」が23日、仙台市泉区ののびすく泉中央で開かれる。市と仙台人権啓発活動地域ネットワーク協議会が主催する。

 人権問題に長く携わる元東北学院大助教授の川端純四郎さんが「基本的人権とホームレス生活者」と題し基調講演。仙台におけるホームレスの現状と支援をテーマに公開討論を行う。

 討論では、仙台夜まわりグループなどホームレス支援に取り組む5団体でつくる「仙台協友会」の代表者2人が、仙台の路上生活者の実情を報告。川端さんと夜まわりグループの今井誠二理事長も議論に加わり、ホームレスに対する誤解を解きながら、自立には何が必要なのか話し合う。

 午後1時半開演。入場無料。連絡先は仙台市社会課022(241)8166か仙台協友会022(719)9117。

 2010年11月22日月曜日

2010.11.22 衛生改善事業

11月 22nd, 2010

衛生改善事業を行い、30名を超える当事者が参加しました。足が不自由な方も杖をつきながら一生懸命に歩いて来てくれました。

軽食とコーヒーでひとときを過ごし、シャワーと洗濯・乾燥で身の回りをさっぱりとさせ、これからに思いを馳せてもらいました。

新たな参加者もおり、衛生改善事業の仕組みや行政の支援施策、その他NPOの活動を紹介しました。

本日より、献品で集まったスリッパをひとりひとりに提供しています。ホテル等でもらう使い切りのスリッパが身の回りにございましたら、引き続きご提供をよろしくお願い申し上げます

2010.11.22 緊急相談

11月 22nd, 2010

本日早朝、ある教会から紹介されたという路上生活者が事務所を突然訪れました。

善意や思いつきで今日の食べ物、小額の金銭を渡すのは簡単ですが、根本的な解決にはなりません。

確かにこうした「あそこに行けば何とかなる」という後押しも大切です。しかし、単なる思いつきにとどまらない、継続した物心共なる支援を伴うものでなければ、体の良い厄介払いになりかねません。

月曜朝の定例業務準備中の来訪でしたが、話を聴き、何とか行き先を探すお手伝いをする約束をしました。

越冬支援活動の協力のお願い

11月 22nd, 2010

仙台夜まわりグループが2000年1月13日に夜まわりを始めてから12回目の冬を迎え、満11年になろうとしています。仙台では、官民の施設が次から次へと路上の人たちを受け入れているにもかかわらず、路上生活者の数は減るどころか増え続けています。

年度末で雇い止めに遭った非正規雇用労働者たちが、蓄えが尽きて家賃滞納が嵩み、居所を追い立てられ、夏以来、次々に路上にあふれてきています。民主党政権が補正予算を組み、雇用対策をうっているということですが、新たに路上に出てくる人たちの勢いが弱まる気配は全くありません。

今年も仙台夜まわりグループによる越冬支援活動が始まりました。新年には有志のみなさんのご提案で、元旦の餅つき大会も予定されています。官公庁の施設が閉鎖になり昼間いる場所がなくなったり、弁当の仕入れが少なくなって期限切れ弁当が入手困難になるなど、年末年始の路上では文字通り、生き残りをかけたサヴァイヴァル戦が繰り広げられます。

クリスマスやお正月になったからといって、私たちが食べたり飲んだりするのを休んだりしないように、年末年始も路上生活者支援に休みはありません。凍死や餓死、孤独死など、一人も路上から死者を出すことがないよう、連帯と協力を引き続きお願い申し上げます。

仙台夜まわりグループ 理事長 今井誠二