2011.5.31 路上生活者食料提供支援

本日（5/31）朝9時から、五橋公園にて路上生活の方々に食料提供の支援をおこないました。36名の当事者に安否を確認しながら、ひとりひとりに食料を手渡しました。

仙台駅で財布を盗まれ、貴重品を全て失ってしまった当事者から今後の生活について相談を受けました。貴重品だけではなく、一緒に生活も取り戻そうと励まし、伴走することを約束しました。

2011.5.30 衛生改善事業

激しい雨の中、衛生改善事業を行いました。

ずぶ濡れになりながら到着した当事者たちは、温かいシャワー を浴びて、衣類等の洗濯・乾燥をしました。参加者は、ペンネとコーヒーで待ち時間を過ごしました。

河川敷や崖付近で寝泊まりしている方々の安否が気遣われます。数名の方から体調不良や今後の生活に関する相談があり、それぞれにアドバイスをしました。

2011.5.28 炊き出し

小雨の中、荒町市民センターの軒下をお借りして、炊き出しをしました。大勢の当事者が集まり、避難者、路上生活者も一緒に温かいカレーを食べ、軽食や飲料等のおみやげを持って帰りました。

2011.5.28 有償清掃ヴォランティア作業

早朝から仙台市中心部で有償清掃ヴォランティア作業が行われています。小雨が降る悪条件の中、多くの路上生活者たちが集まり、街をきれいにするためにゴミや吸殻を拾っています。

本日、正午から五橋公園で予定されていた炊き出しは、雨天のため、荒町市民センターの軒下をお借りして行います。

2011.5.26 ゆっくり過ごす会

本日、みやぎNPOプラザにて「ゆっくり過ごす会」を行いました。30名をこえる当事者が集まり、ラーメンとおにぎりを食べ、新聞を読んだり、映画鑑賞などでゆっくりとした時間を過ごしました。

2011.5.25 定例夜まわり

土曜日の五橋公園で行われる炊き出しの前の定例の夜まわりをしました。14名のヴヴォランティアが参加し、約60名の当事者たちにおにぎりとバナナ、みそ汁を配りました。

被災して行き場を失った人たちが路上に次々と溢れ出て来ています。今晩は夜まわりの中で、そうした中でも、幸運にしてアパート入居までこぎ着けることができた当事者の生活用品調達についての相談に乗りました。

2011.5.24 路上生活者食料提供支援

本日朝9時からおこなわれた、路上生活の方々に食料提供の支援に30名近くの当事者が集まりました。

震災の影響で仕事を失い路上生活をおくるようになり、伴走することを約束した当事者が、本日、無事にアパートに入所することが決まりましたとうれしそうに報告してくれました。

震災の影響によって路上にでてしまった当事者が増えています。物資支援の機会は、単にモノを手渡すだけでなく、一人一人に声をかけ、状況を聞き、本人にとって必要な事柄をアドヴァイスする場になっています。

2011.5.23 衛生改善事業

衛生改善事業に多くの当事者が参加し、シャワーを浴び、洗濯・乾燥をしました。

待ち時間にハヤシライスとコーヒー、お菓子等を提供し、各種相談にのりました。

引き続き、仙台市自立支援センターの巡回相談員との情報交換も行いながら、当事者主体の自律に向け、「伴走」して参ります。

2011.5.21 有償清掃ヴォランティア事業

本朝7時より、雨の中、有償清掃ヴォランティア作業がおこなわれました。悪天候にもかかわらず、45名の当事者が市内中心部を清掃してまわりました。

この事業は仙台市の助成を受けて行っていますが、路上生活者を余儀なくされている人々が、震災以前よりも厳しい困窮状態に陥っており、毎回希望者が想定されている定員を大幅に上回っています。仙台夜まわりグループでは、状況に鑑みて、 持ち出しで定員を超える希望者全員に仕事をしてもらっています。今朝も、新たな参加者に対して、今後の生活の取り戻しのための相談にのりました。

この清掃作業は、当事者の労働意欲を維持させること、最低賃金以下で働かされないことを体で憶えることを目的としていますが、当事者にとっては今日一日の命を繋ぐための数少ない現金収入の機会でもあります。

今後、有償清掃ヴォランティアの作業時間を現行の1時間半から2時間に延長し、定員を45名に増やし、それに伴って管理者を2名から3名とし、それぞれの増加分を助成してもらうことを仙台市に求めていきます。

2011.5.19 ゆっくり過ごす会

本日、ゆっくり過ごす会がおこなわれ、30名をこえる当事者が集まりました。集まった当事者の方々はお腹を満たし、「ゆっくり」とした時間を過ごしていました。

東松島で働いていたものの、震災の影響をうけて仕事場がなくなり、仙台で路上生活を送るようになった当事者の相談を受けました。話をゆっくり聞き、今後の生活について一緒に思いをめぐらせました。

ゆっくり過ごす会は、当事者と深く関係をもち、耳を傾け、今後のことに一緒に思いをめぐらす大事な場所と時間になっています。