2012.4.28 定例炊き出し

4月 28th, 2012


桜吹雪が舞う中で、定例の炊き出しを行いました。

様々な動員で出かけている人が沢山いましたが、友人宅を転々としている人や、関西からヴォランティアで出て来て、作業が無くなり、路上で暮らしていて数日間何も食べていなかった人など、初めての参加者が数名いました。

それぞれ聞取りを行い、仙台市内の支援状況やスケジュールについて説明しました。

2012.4.26 定例 ゆっくり過ごす会

4月 26th, 2012


定例のゆっくり過ごす会が行われました。


参加者は、スタッフ特製の炊込みご飯とラーメンを食べ、新聞を読んだり、DVDを鑑賞してゆっくりと過ごしました。

2012.4.25 定例 夜まわり

4月 25th, 2012


 花見客で公園が賑わう中、定例の夜まわりを行いました。

 花見の場所取りや量販店の整理券をとる並びの仕事をはじめとして、いくつかの動員がありましたが、初めての人や久しぶりに会う事ができた人がいました。

2012.4.24. 定例 食糧支援・相談会

4月 24th, 2012

定例の食糧支援・相談会を行いました。30名を超える当事者の参加があり、食事をとり、つかの間の休息をとりました。

名古屋から震災関係の仕事につくために仙台に来て、路上生活をおくるようになった方も含め、初めての参加者が数名ありました。

初参加者の一人一人から、路上生活を余儀なくされた経緯をゆっくり聞き取り、最善策を提案し、今後も継続して支援することを約束しました。

2012.4.23. 衛生改善事業

4月 23rd, 2012

衛生改善事業のシャワー提供が行われました。

いまにも雨が降りそうな曇空でしたが、多くの当事者の参加があり、みなさんがシャワーで体を洗い流し、洗濯で身の回りを整えました。


参加者は、シャワーの順番を待つ間に、漬け物定食を食べました。

2012.4.21. 有償清掃ヴォランティア

4月 21st, 2012

朝から当事者による有償清掃ヴォランティア作業が行われ、お花見会場となっている市内の公園を清掃しました。

多くの市民が早朝からお花見の場所取りをしており、公園内はブルーシートで埋め尽くされていました。参加者は公園内を隈無く回り、大量のゴミを拾い集めました。

仙台では、仙台市の助成事業であるこの清掃活動を通して、花見で出たゴミを拾い集め、路上生活者が積極的に街の美化に努めています。

2012.4.19 定例 ゆっくり過ごす会

4月 20th, 2012



定例のゆっくり過ごす会がおこなわれました。参加者は炊き込みご飯とラーメンを食べ、食後はコーヒーを飲んだり、新聞を読んで、つかの間の休息をとりました。

三年前に路上生活から脱却し、宮城県内で仕事に就いたものの、諸事情により辞めざるをえなくなり、その後は関東圏で不安定な仕事に就いたために仕事を失い、失意の中で仙台に戻って来た当事者が久しぶりに参加しました。

仙台夜まわりグループ、および行政の支援体制を伝え、今後も継続して支援していく事を約束し、励ましました。

2012.4.17. 定例 食糧支援・相談会

4月 18th, 2012

定例の食糧支援・相談会が行われ、多くの当事者が参加しました。

初めて参加した若い当事者の相談に応じました。複合的な事情により二週間前から路上生活を送るようになり、早く仕事を見つけたいと切実な思いを語っておられました。

今後も継続して支援し、一日も早く路上生活から脱却できるように同伴することを約束し、励ましました。

2012.4.16. 衛生改善事業

4月 16th, 2012

仙台市の衛生改善事業として委託されているシャワー提供が行われ、参加者はシャワーで体を清潔にし、日頃のたまった疲れをとりました。

シャワーの順番を待つ間、お餅とみそ汁で空腹を満たし、リラックスした時間を過ごしました。

被災地の路上生活者実数について

4月 14th, 2012

2012年4月12日に厚生労働省が公表した目視によるホームレスの全国概数調査の結果によれば、同年1月の宮城県における路上生活者の総数は92名(昨年比46名減)、仙台市内は87名(同43名減)で、県内で仙台市外にいる路上生活者数は5名(同3名減)ということになっています。

この5名は、福祉事務所や役場の職員によって昼間目視された人々の数に過ぎません。私たちが対面したケースを含めれば、本年1月の時点で仙台市外で路上にいた人々は少なくともその倍以上おり、この時点でも県内には100名を越える路上生活者がいたことになります。

しかもこれらの数には、仕事があったり無かったりして、車上で生活している人たちや大型銭湯やネットカフェを出たり入ったりしている人たちの数は全く考慮に入れられていません。

震災後、路上にいる人たちの数は減っているように見えます。

しかし、新たに路上に出て来ている人たちの事情は震災以前よりも複雑になってきており、失業手当給付の終了等、貧困状況におかれている人たち、ネットカフェにいる人たち、路上に出る寸前の人たちの層が膨れ上がって来ており、予断を許さない状況です。

今後とも皆様のご支援・ご声援をお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 仙台夜まわりグループ 理事長 今井誠二