2014.2.19 定例 夜まわり

仙台駅前に集まってきた路上生活者と夜まわりヴォランティア

土曜日の炊き出しの情報宣伝を兼ねて、まだ雪が残る仙台市中心部の路上生活者の安否を確認するため、夜まわりを行いました。

仙台駅前では、手配師に東京に送られて結局ろくな仕事も与えられず、帰って来てしまった当事者と再会し、事情の聞き取りを行い、毛布を提供しました。

今回の夜まわりには、東松島に拠点を置いて被災地支援活動を継続しているHFHJ（Habitat for Humanity Japan）のメンバーが、物資を携えて参加してくれました。有り難うございました。

2014.2.18 HELP!みやぎ食糧支援相談会

今朝の気温は1℃。強風のため体感温度がずっと低く感じられる中、食糧支援相談会を開催しました。

震えながらやって来た参加者ひとり一人に声をかけて、仲間の安否を尋ね、お握り、カップ麺、ホッカイロ、飲料を手渡しました。

東京から来た手配師の紹介で、障がいを抱えている当事者が関東に連れて行かれ、心配していましたが、無事に戻ったと聞き、一安心しました。

2014.2.17 定例 衛生改善事業

衛生改善事業が行われました。週末に降った雪が残り、今朝も雪が舞う悪天候でしたが、多くの当事者が参加しました。

参加者は順番にシャワーを浴び、洗濯を行いました。順番を待つ間にはとろろ定食を食べ、束の間の休息をとりました。

2014.2.15 HELP!みやぎスタッフ研修会

地域生活支援オレンジねっと代表の荒川陽子氏を講師にお招きし、HELP!みやぎのスタッフ研修会を開催しました。

仙台市南光台地区での有志によるセイフティーネットづくり活動を紹介していただき、多くの気付きと示唆をいただきました。

今後もHELP!みやぎでは研修を積み重ね、実践とともに適切な提案ができる情報力を兼ね備えたスタッフ育成を行っていきます。

緊急居所確保

15日の仙台の積雪（画像と当事者は直接関係ありません）

解雇されて寮を突然追い出された当事者からの切なる願いに応え、人道的見地から、急遽居所を確保しました。防寒具を何も持たず薄手の上着だけで、憔悴しきっていました。

仙台では、昨晩から雪が降り続いています。連日行っている越冬支援活動の現場に、寒さに耐えきれずに居宅を求める当事者が次から次へと引きも切らずやって来ています。

空いている一軒家やアパートのお部屋をお持ちの大家様がいらっしゃいましたら、お知らせいただきますよう、お願い申し上げます。

2014.2.15 定例 有償清掃ボランティア

昨晩から雪が降り続き、氷点下の悪天候下、有償清掃ヴォランティア作業が行われ、多くの当事者が参加しました。

30センチ以上雪が降り積もる中、当事者は二班に分かれて市内中心部を巡回し、雪をかき分けながら沢山のゴミを拾い集めました。

2014.2.13 定例会議

仙台市担当部署と仙台市内のNPOの月例会議が行われ、路上の状況の情報交換や支援施策の検証等の話し合いがされました。

ますます官民が協働しながら、ホームレス自律支援に当たって行く必要に迫られています。

KHB取材

東日本放送の取材を受け、震災前後の仙台市内の路上の状況の変化や当事者が置かれている過酷な現実について話しをしました。

路上に集約される社会構造の歪みに目を向けない限り、問題の本質は明らかにならないことを強調しました。

2014.2.13 定例 ゆっくり過ごす会

木曜定例のゆっくり過ごす会が開催され、多くの当事者が参加しました。

参加者は、カレーライス定食で空腹を満たし、熱いコーヒーや新聞、映画鑑賞、無料散髪で束の間の憩いの時を過ごしました。

久しぶりに顔を見せた当事者の話しを聞き、これからの伴走を約束しました。彼によると、重い精神疾患であるにも関わらず、アルコール専用の施設に入所させられ、適切な治療も施されずに突然追い出されたということでした。

2014.2.11　被災者緊急支援

万策尽きて実家に帰ろうとした途中で行き倒れて駐在所に助けを求め、折悪しく厳寒の県北の駅舎で一晩を過ごした失業者からの度重なる支援要請があり、早朝に仙台駅に迎えに行き、事務所で聞き取りを行いました。

東日本大震災で被災して関西のみなし仮設にいて３年経ち、保証人確保ほか必要な正式入居手続きを迫られ、やむなく退去してしまったそうです。

当人の抱えている諸問題の重大さに鑑みて、急遽居所を確保しました。