2022.11.10 月例 支援者懇談会

11月 10th, 2022

仙台市健康福祉局担当部署と、路上生活者、生活困窮者支援に携わる団体が一堂に会し、支援者会議を行いました。

会議では、路上生活者、生活困窮者の情報を交換し、支援諸施策について話し合いをしました。

仙台夜まわりグループは、社会のセイフティーネットの脆弱さや、路上生活者を生み出し続ける構造的な問題を明らかにし、路上からの視点で政策提言を続けています。

2022.11.10 第205回大人食堂(第909回 ゆっくり過ごす会)

11月 10th, 2022

木曜定例の大人食堂をおこないました。

会場前で開始を待ちわびていた路上生活者、生活困窮者たちは、非接触型体温計による検温と手の消毒の後、おにぎり、カップ麺、パン、菓子等で空腹を満たし、血圧測定、健康相談、コーヒーで午前のひと時を過ごしまた。

本日は、全国の支援者の皆さんが提供してくださった冬物衣類の配布もおこない、それぞれ体に合う服を手にしました。

この活動は、居場所を得られない当事者たちに、主賓としてゆっくり過ごしてもらうことを目的として、2005年4月以来、無休で開催しています。

2022.11.9 深夜夜まわり

11月 10th, 2022

日付の変わる深夜に仙台市内の巡回をおこないました。

強い冷え込みの中、駅周辺や地下道などで身を縮こませながら束の間の休息を取っている一人ひとりの枕元に、ホッカイロやチョコレート、支援活動スケジュールを置きました。

眠れず起きていた当事者から、酒に酔った若者たちから嫌がらせを受けて困っているという相談があり、そのような時は夜中でも連絡をしてくるよう答えました。

鬱積したストレスを、より弱くされている存在にぶつけることで解消しようとする歪んだ風潮が、コロナ禍のもと、さらに顕著になって来ています。

路上生活者を排出する社会の本質的な問題は何なのか、自分の苦境や不安を訴えていく先は本来どこなのかを、決して見誤ってはなりません。

深夜夜まわりは、通常の夜まわりの後の深夜にそれぞれ寝床に戻ってくる路上生活者の安否を確認するため、2020年2月に開始し、本日で83回を数えました。