2022.12.24 クリスマスイヴ 炊き出し
クリスマスの「救い」とは、専売特許を謳う既成宗教の西欧文化一色の集会において成就するのだろうか、世間一般のイルミネーション煌びやかなその場限りのお祭り騒ぎで完結するのだろうか、を問われつつ、今日一日生きるに窮している人たちに出会い、飢えを凌ぐ一食を提供し、生き死にに関わる相談に乗りました。
霙混じりの雨のため、仙台福祉プラザ軒下に変更した会場に寒さに震えながら集まった当事者たちは、清掃アルバイトの登録をし、カレーライスやボランティア手づくりのクリスマスケーキで空腹を満たしました。
帰り際に、サンタチョコ、ホッカイロ、マスク等のお土産を手に、それぞれ戻って行きました。
「クリスマスや正月など自分に関係ない。凍死しないよう朝を迎え今日の飯をどうするかしか考えられない」という当事者の言葉が、クリスマスイヴの喧騒の中、心を突き抜けました。
毎月第四土曜の炊き出しは、2000年7月28日に開始して以来、本日で270回を数えました。
2022.12.24 依存症者 清掃活動
アルコールやギャンブル等の依存症から回復を目指す元当事者たちが、規則正しい生活を身につけることを目的とした、清掃ボランティア活動がおこなわれました。
冷え込みの中、朝９時に集合した参加者たちは、青葉区住宅街周辺に落ちていた吸い殻、ビン、缶、ペットボトル等を丁寧に拾い集めました。
作業終了後、お茶で一息つき、それぞれ戻って行きました。
この活動は、一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構様・宮城県遊技場協同組合様 から一部助成を受けておこなっています。
2022.12.24 有償清掃ヴォランティア
冷え込みの中、清掃ヴォランティア活動をおこないました。
朝７時前に集合した当事者たちは、点呼の後、２つのグループに分かれ、仙台市内中心部の清掃を行いました。
作業終了後、お茶やホッカイロ、飴を手に、それぞれ戻って行きました。
この活動は、路上生活者が今日の糧を得、自立への思いを失わないようにすることを目的に、2004年10月から、仙台市の助成事業として実施しています。
2022.12.22 カレンダー、物資提供 感謝
みやぎNPOプラザ様を通してホッカイロとカレンダーを、そして、みやぎ生協高砂駅前店・岩切店・利府店・高砂店の各コープ委員会様から食料等物資を、それぞれ頂戴しました。
越冬支援中の路上生活者、生活困窮者支援活動のために有効活用いたします。
私たちの支援は、多くの個人、団体の皆様のご理解、ご協力によって成り立っています。
心から感謝いたします。
2022.12.22 第211回大人食堂（第915回 ゆっくり過ごす会)
年中無休で実施している大人食堂をおこないました。
厳しい寒さの中、時間前から開始を待ちわびていた路上生活者、生活困窮者たちは、非接触型体温計による検温と手の消毒の後、おにぎり、カップ麺、菓子パン、みかん、菓子等で空腹を満たし、散髪、血圧測定、健康相談、コーヒーで午前のひと時を過ごしまた。
帰り際に、全国の支援者の皆さんが提供してくださった防寒着を手にしました。
この活動は、居場所を得られない当事者たちに、主賓としてゆっくり過ごしてもらうことを目的として、2005年4月以来、毎週欠かさず開催しています。
2022.12.21 夜まわり
路上生活者たちの安否を確認し、緊急事態に対応すべく、夜まわりをおこないました。
激しい雨の中、スタッフは２グループに分かれて仙台市内を巡回し、出会った当事者たちに、おにぎり、みそ汁、菓子パン、みかん、菓子、ホッカイロ、マスクを配布しました。
夜まわりは、私たちの原点と言うべき活動で、2000年1月13日以来、休みなく継続しています。
2022.12.21 自律支援プログラム 物資配布会
路上生活を脱却した人たちへの物資配布会をおこないました。
会場前で開始を待ちわびていた参加者たちは、みやぎ生協フードバンク様、ふうどばんく東北あがいん様、そして全国の支援者の皆様が提供してくださった食料や衣類等を手にしました。
帰り際の一人ひとりに、冷え込みが強くなっているので体調管理に留意するよう、アドヴァイスしました。
仙台夜まわりグループでは、居宅を確保した元当事者たちが地域で孤立しないよう、また、生活リズムを取り戻し次のステップに一歩踏み出せるよう、見守り支援の他、様々なプログラムを実施しています。
2022.12.20 フードドライブ 物資提供 感謝
みやぎ生協様が、フードドライブ活動で、食品等を届けてくださいました。
頂戴した物資は、路上生活者、生活困窮者支援活動のため、有効活用いたします。
私たちの支援は、多くの個人、団体の皆様のご理解、ご協力によって成り立っています。
心から感謝いたします。
2022.12.19 衛生改善事業
厳しい寒さの中、衛生改善事業がおこなわれました。
昨夜に降った雪が積もる中、1時間以上かけて会場に辿り着いた当事者たちは、非接触型体温計による検温と手洗い、消毒の後、シャワーや洗濯で身の回りを清潔にしました。
待ち時間には、シチュー定食で空腹を満たしました。
この活動は、服の汚れや臭いが気になり肩身の狭い思いをしているという路上生活者たちからの切なる要請に応え、2002年8月に開始し、2005年4月から仙台市の委託事業として実施しています。
大学講演「仙台・宮城におけるホームレスの変遷」
大学での講演「仙台・宮城におけるホームレスの変遷」を、一部抜粋してご紹介します。
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