居宅確保後の支援
10月 31st, 2013
20年以上路上生活を送って来た当事者から、持病が悪化し、これ以上路上生活を続けるのは辛いので何とか部屋に入りたいという相談を受けていました。部屋探しから、大家さんとの交渉、生活保護制度などについて継続してアドバイスを行い、先日アパートに無事入居することができました。
本当によかったと声をかけると、「アパートに入所したのはいいが、ひとりぼっちだ、孤独死が怖い」と小声でつぶやきました。私たちは、彼に継続して見守り支援をしていくことを約束しました。
路上生活から居宅を確保しても、地域から孤立して生活する人たちが沢山います。路上生活から自律した後も生活全般に渡る伴走をし、どんなに小さな一言をも聞き漏らさない、彼らが安心して生活できるような支援体制が必要とされています。
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