2015.2.25 定例 夜まわり
2月 25th, 2015
炊き出しの情宣と路上生活者安否確認のための夜まわりが行われました。
仙台駅構内の大型スクリーン設置や完成間近の地下鉄国際センター駅のライトアップテストがなされるなど、来月中旬に行われる国連防災会議開催のための準備が着々となされています。
華やかなデコレーションの陰で、仙台市中心部では、大きな荷物を抱えた人がいると、警備員や警察官が頻繁にやってきて、座ってゆっくり休むことさえできなくなっています。毎晩十数名が夜を過ごしていた国土交通省所管の地下道は、もぬけの殻になっていました。
仙台では、復興事業の仕事を求め全国からやってきて仕事を得られずに、路上に出てしまう人たちが後を絶ちません。そうした中で、国連防災会議開催に向け、二次的三次的被災者である路上生活者たちが追い立てをくらい、居場所を失っています。
「防災を考える」という大義の下、被災関連当事者たちが居場所を失う、本末転倒的事態が生じています。
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