河北新報:非正規労働者の失職30万人超す 2千人増、厚労省調査

12月 28th, 2010

厚生労働省が28日発表した非正規労働者の失職状況によると、派遣切りなどで2008年10月から来年3月末までの2年半の間に仕事を失ったか、失う見込みの非正規労働者は30万737人となり、11月の調査と比べて2188人増えた。該当する事業所数は、75カ所増の5920事業所。

都道府県別でみると、失職者の累計数が最も多いのは、愛知県の4万8689人。東京都(1万9766人)、静岡県(1万1838人)、長野県(1万1605人)、神奈川県(1万873人)の4都県も1万人を超えている。
調査は12月17日時点の数字を集計。労働局やハローワークが、事業所に任意の聞き取り調査をしてまとめた。

2010年12月28日火曜日