2017.6.17 厚労省 ホームレス概数調査 結果

6月 19th, 2017

仙台夜まわりグループでは、今年1月に、厚労省によるホームレス概数調査の委託を受け、仙台市内の調査を実施しました。

このたび厚労省が公表した結果によると、宮城県内の路上生活者は99名。内訳は、仙台市97名、気仙沼市1名、栗原市1名でした。

近年、全国的に路上生活者の数は大幅減少傾向にあるにもかかわらず、仙台市は5名の減少に留まっています。また、東京23区及び政令指定都市(20都市)の中で、7番目の多さとなっています。

調査が実施された1月の仙台は、厳寒の日々が続き、当事者が身を隠すようにして寒さを凌いでおり、調査で目視できなかった、いるはずである当事者の数が調査人数に反映されておらず、さらに、車上生活やネットカフェ、24時間営業のファストフード店で過ごしている方々も数に入っていません。

【2017年 厚労省全国ホーレス概数調査結果】
全国5,168名(昨年 6,235名 ▲701名 昨年比11%減)
仙台市97名(昨年102名 ▲5名 昨年比5%減)

ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果