2010.8.2 衛生改善事業

8月 2nd, 2010

本日、衛生改善事業を行い、30名以上が参加しました。湿気を含んだ蒸し暑さの中、当事者たちはへばり気味でした。新たな方の参加があり、生活に窮して路上に出ざるを得ない現実が今なお継続していることを実感します。

できるだけ快適にもらえるよう、5名のスタッフでお迎えし、カップ麺とご飯とお茶で一息つき、シャワーを浴び、洗濯・乾燥で身辺をすっきりきれいにしてもらいます。待ち時間はテレビ鑑賞。高校野球が始まるのが待ち遠しい、との声もありました。

ヘルニアの手術をした後、何度も腹水が溜まり、そのたびに抜いてもらっている方に病院に行くよう強くすすめました。血圧も180(最高)-120(最低)と非常に高い状態です。

彼ら当事者たちは、今日生きる糧に奔走せねばならないという過酷な状況に置かれていますが、健康の取り戻し、健康への関心の取り戻しを何とか伝えていかねばと痛感しています。