2011.5.21 有償清掃ヴォランティア事業

5月 22nd, 2011

本朝7時より、雨の中、有償清掃ヴォランティア作業がおこなわれました。悪天候にもかかわらず、45名の当事者が市内中心部を清掃してまわりました。

この事業は仙台市の助成を受けて行っていますが、路上生活者を余儀なくされている人々が、震災以前よりも厳しい困窮状態に陥っており、毎回希望者が想定されている定員を大幅に上回っています。仙台夜まわりグループでは、状況に鑑みて、 持ち出しで定員を超える希望者全員に仕事をしてもらっています。今朝も、新たな参加者に対して、今後の生活の取り戻しのための相談にのりました。

この清掃作業は、当事者の労働意欲を維持させること、最低賃金以下で働かされないことを体で憶えることを目的としていますが、当事者にとっては今日一日の命を繋ぐための数少ない現金収入の機会でもあります。

今後、有償清掃ヴォランティアの作業時間を現行の1時間半から2時間に延長し、定員を45名に増やし、それに伴って管理者を2名から3名とし、それぞれの増加分を助成してもらうことを仙台市に求めていきます。