2011.12.21 定例 夜まわり

12月 21st, 2011

雪が降り積もる中、当事者の安否を尋ね夜まわりを行いました。

足下が悪く、夜まわりの巡回ポイントにまで出てくることができなかった当事者たちが沢山いました。

関西から車で復興事業の仕事を求めてやってきて不首尾に終わり、車上生活から路上生活に至り、幾つかのハードルを越え、明日、めでたく路上生活者等支援センターへの入居が決まった人たちとも顔を合わせることができました。最後まで諦めず、なんとか明日まで持ちこたえることができるように励ましました。

かつての彼らと同じようにして、仙台市内には車上生活をしている人たちが沢山います。 3.11の震災に伴う津波でさらわれた車上生活者の多くは、そもそも行政の調査ではカウントの対象にはなっていないため、まるで存在しなかったかのように扱われました。今後行われる厚生労働省の実数調査でも、そうした人たちは、存在していないかの様に扱われるのでしょう。

荒天にもかかわらず当事者を心配して来て下さったヴォランティアのみなさんに心から感謝しています。