2012.5.11 緊急居宅保護

5月 11th, 2012

行政からの要請で、一万人に一人という奇病の故に、丁稚奉公から積み上げて来てやっと手に入れた店を畳まざるを得ず、病名が特定できず各地の病院を転々として、やっと東大病院まで行って病名が判明したという当事者の聞き取りを行いました。

こちらに帰って来たものの、治療の術も無く、定住所も無いため就労の目処もつかず、橋の下や公共施設の軒下で過ごしていたということでしたので、緊急居宅保護を行いました。

再起する為には様々な困難なハードルが待ち受けていますが、本人は病気とつきあいながら、もう一度公庫から資金を借り入れて店を持ちたいという強い希望を持っています。

自立へのステップを踏み出して行くことができるように、私たちも出来うる限りの支援の引き出しを提供していきます。