2013.5.7 居宅確保支援

5月 7th, 2013

80歳近い当事者からの、たっての願いに応え、居宅確保支援を行いました。

若い頃から50年以上漁船の船員として働き、会社が倒産した後、貯金を取り崩しながら生活をしてきたものの、手持ちがなくなり家賃を支払えずにアパートを飛び出し、仕事を求めて来仙したということでした。

しかるべき手続きをしていれば、船員年金での生活が保障されたにもかかわらず、その術を知らないまま路上生活に至ってしまった彼の訴えを聞き、加入・支払いを強要する一方で、受給資格者への懇切丁寧な説明責任を果たしていない、国の年金施策の矛盾を強く感じます。